喫茶と読書 ひとつぶ

20200712

夜風がとっても気持ちがいい。朝はけっこう湿度高くて不快指数上がってきたーと思っていたら、夕方になってものすごくちょうどいい感じになりましたね。風がそよそよしていて、寒くなくて。

ひとつぶの看板が1Fにあるのですが、その看板だけではなかなかひとつぶのことをわかってもらえないかなと思い、メニューの写真を掲示しています。開店から2時くらいまではごはん、カフェタイムはプリント焼き菓子、夜はアルコールとおつまみの写真を貼り出しています。そのため、1日に2回は下に降りてます。それで風にも気がついたというわけです。一応感染予防で窓は開けるのですが、涼しいような気はしたけど、確信が持てませんでした。

今日はお客様に、久しぶりにのんびりできた、と言っていただきました。ものすごく嬉しいです。ひとつぶはおしゃべりだめ、一人席だけ、みたいなルールの多い口うるさいお店、みたいな感じにはなりたくなくて。もちろんある程度の緊張感は必要とは思うのですが、居心地が悪くなるようなキンキンとした感じには絶対したくなかった。みんなが自然にのんびり好きなように過ごせるお店にしたいのです。そのためのルールでもあります。家にいると、家族がやっていることが気に障ったりもするじゃないですか。そんな時にちょっとひとつぶでブレイク、しかもじっくり本を読んじゃう。そんな感じがいいなと思うのです。

とても素敵なお言葉をいただき、今日はとってもいい日になりました。ありがとうございます。明日もがんばろう!

今日は『余生と厭世』という本を読みました。不思議な小説だった。散文的というか一コマ。すごく外国の文学という感じがしました。これは娘が買った本なんですが、装丁がものすごくいい。ジャケ買いしてもおかしくない。もちろん、中身も素敵です。