喫茶と読書 ひとつぶ

20230918

今週終了です。今日もたくさんの方にご来店いただきました。ありがとうございます。今日は平日のお客様と休日のお客様が混ざって、なんだか不思議な気分の日でした。

さてと、お休みです!今週のお休みは火曜日は静かに過ごし、水曜日は仕込みの後、国立新美術館へ行ってきます。ターナーをどうしても見てみたいのです。そういえば、と思い出したのですが、春だったかな?町田の版画美術館へ行ったときに、ターナーが何枚かあったような気がします。でもあれは多分版画だっただろうし、あの時、ターナーって書いてあるけど、あのターナーだよね?なんて思っていたのでした。嵐の絵だったと思います。題材も、モヤっとしている感じもあのターナーだよね・・・。それ以外で、多分私はターナーの絵を見たことがありません。(本物の)だから、今回のテート美術館展は前からとても楽しみにしていました。最初私は勘違いをしていて、ターナーの個人の展覧会だと思っていたのです。そうしたら、他のアーティストの作品もたくさんある、企画展だということを知りました。ちょっとがっかりもしましたが、それでも楽しみです。新美は火曜日がお休みなので、なかなかタイミングが難しく、今週が良い気がしますので、行ってまいります!

小学生の頃、うちに毎週新聞と一緒に薄い冊子が届くようになりました。朝日新聞が企画した雑誌のようなもので、世界の美術を網羅したものでした。毎週届くそれを専用のバインダーで閉じると、美術全集になる、というようなものです。世界の美術、と書きましたが、多分そうだったと思うのですが、私が覚えているのは西洋美術だけなので、もしかしたら西洋美術のものだったのかもしれません。もう記憶にありませんが、多分ラスコーの洞窟の絵、とかエジプトのピラミッド、とかから始まって、ピカソくらいまでが細かく年代順に発行されていました。

最初はそれほど興味もなかったのですが、だんだん面白くなってきたのが、印象派あたりからでした。母がルノアールが好きだったりしたからかもしれません。私はモネやドガ、そしてゴッホはすごく夢中で見ていました。そんな中に、ターナーの絵もありました。多分とても有名な絵で、霧のような靄のようなものがキャンバスいっぱいに渦巻いている絵でした。こういう本を見ている時の常で、お母さんはどれが一番好き?とかってお互いに決め合うような時に、私はターナーにしていました。後になって、小さいターナーの本も買いました。今あれはどこにあるんだろう?家にあるのかしら。水曜日、いよいよ本物を見てきます。すごく楽しみです。

さて、それでは帰ります。今日はビールを買って帰ろうかなと思っています。あまりに暑いからです!私も時にはお酒を飲むのよ。ブログは多分明日書きます。水曜日は忙しそうなので。明日は水曜にサクッと仕込みができるように、慎重に仕入れを頑張ります。ではまた明日。おやすみなさい。