喫茶と読書 ひとつぶ

20220417

家の人がワクチン接種の副反応で発熱したために、今日は家でブログを書いています。発熱と言っても微熱だったみたいです。まあよかった。でも、家のインターネット環境がいまひとつ良くなくて、リビング以外のところだとネットに繋がりにくいのです。

今日は昨日とうってかわって静かな1日でした。予測つかないですね。本当にわからん。といっても去年だったら、これは静かな1日とは表現しなかったと思うので、ひとつぶも成長しているんですね。

それで今日は所々で古井由吉さんの本を読んでいました。もうなんだかね、何を書いているのかよくわからないんです。引用も私には教養がなくて引用かどうかすらもわからないのです。それでも水のようにサラサラと文章が流れていって、それに流されるままに漂っているのが本当に心地よいのです。書いた人にしたら、意味をちゃんと汲み取ってくれないなんて、というところもあるかもしれないですね。先生ごめんなさいという感じなんですが、気持ちが良いので許して欲しいです。

そういう水のような、風のような文章を読んでいて思ったのですが、やっぱりこれが母国語を読むということなのではないでしょうか。

言葉というのは意味をもっているだけではなくて、音、色、テキスチャーみたいなものを持っていると思うんですね。自分の国の言葉、生まれた時から囲まれていた言葉だからそれを感じることができるのではないかと思うのです。私は外国語ができないのでわからないけれど、習熟すれば外国語であっても、そういうことを感じることができるのかもしれません。日本語だけに特有のものというわけではないと思うんですよね。

そう思った時に、翻訳のものというのは何を読んでいるのだろうと考えてしまいます。作家が書いたものなのか、翻訳者が書いたものなのか。本当に作家の意図が表現されているのだろうか。翻訳ってすごい仕事なんだと思います。

さて、それでは今日はこれでバタンキューと寝てしまいます。明日でひとつぶの一週間が終わりますが、今週はビシッとしない週でした。最終日の明日、気持ちを引き締めていきます!それではおやすみなさい💤