喫茶と読書 ひとつぶ

20210304

『たすかる料理』読了です。按田餃子の按田優子さん、鈴木陽介さんの本です。料理本ではなく、按田さんの料理や生活の哲学の本です。それはとてもしっかりとした実践的なもので、感心しました。たくましい。料理本ではないと書きましたが、レシピも簡単にのっていて、試してみたいものもありました。一度行ってみたい!

食堂というものに、憧れているところがあります。ひとつぶのメニューを考えているときに、そのことに気がつきました。おいしいものがいつでも食べられて、みんなが幸せになるっていいなあって思いました。ひとつぶは食事や喫茶がメインのカフェではないですが、自分ができるだけのおいしいものをご提供したいです。

私は料理をきちんと勉強したことも、習ったこともないし、飲食店で仕込まれたこともありません。一人暮らしを始めてから、結婚して、子供ができて、その間、ご飯を作ってきました。それがベースです。だから、たいそうなことはできません。積み重ねてきた経験だけが頼りです。だから、お客様に美味しかったと、言われると、本当に嬉しいです。皆様ありがとうございます。

自分がそういうことが嬉しいので、最近、いいなと思ったり、おいしいなと思ったら、お店の人に必ず伝えるようになりました。今までも、言えばよかったなあと思ったりします。

本日ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。お客様には、本当にいつも励まされます。明日も良い1日でありますように。おやすみなさい。