喫茶と読書 ひとつぶ

20200410

ゴミ出しました。たくさんあった!まさかと思うくらい。ひとつぶは建物の3Fなので、しんどかった。手伝ってくださったみなさん、本当にどうもありがとう。

解体作業は見ていないのですが、その間に発見された建具があったり、救出したガラスやノブなど、そして今日つみきさんに提案していただいた本を置くところとか、やっぱり実際の空間の中で思いついたりすることは多い。家にいると、なんだかコロナのこと考えたりして鬱々するのだが、ひとつぶに行くと設備やさんやつみきさんたちがキビキビとしかも楽しそうにひとつぶを作ってくれていて、こちらも笑顔になる。ありがたい。

そのコロナのことで、ふと今日考えたこと。私は普段昼間働いて、夜や休日に遊んでいた。そのことにあまり疑問は持たず、何十年もそういう生活をしてきたのだけれども、このコロナの中での生活って、昼間は働きなさい、夜や休日は家で過ごしなさい。もちろん今までも遊ぶために働いていたというわけではないし、労働自体も人生の目的だったりした時期もあった。だけど、それはあくまでも自分の選択であったのだと思う。だけど、今求められている生活は、国の経済のためにただただ働かされているような感じがしてならない。経済を止めたらみんなが困る、それは理解しているけれども、そのために昼間や通勤の感染リスクに関しては何もケアされないというのはなんだかおかしいような気がする。外国が常に良いというわけではないけれども、少なくとも遊びも仕事もダメよ、と言われる方が人間として扱われているような気がする。自分が今失業状態にあるので、そんな風に見えるのかもしれない。本当はそれどころではない会社やお店がほとんどだろうし。それでも、生活するということは食べて寝るだけではない、本を読んだり、買い物に行ったり、友達とご飯食べたり、そんなことも大切な生活なのだと改めて感じる。

さて、こんな中で何ができるかということですが、コースターを手作りしたりしています。昔の気に入っていた服にはさみを入れたりして、ヘンテコなものができております。ミシンないので手縫いで。なかなか楽しいです。マスクも作れたら良いのだけど、そのうち挑戦してみるかもしれません。