喫茶と読書 ひとつぶ

20210116

さて、また今日もゴルトベルク聞いています。最近この時間はバッハの時間。今聞いているのはロザリン・テューレックという女性のピアノです。この人はとても情感たっぷりな感じで、聞きやすい。同じ曲を弾いても、これほど違うのですね。入りやすいのは、こういう柔らかい感じなのかもしれませんね。レオンハルトも聴いています。それでもまだ、アリア以外のバリエーションは耳に染み込んでいません。そんなものでしょうか?一つだけ、何番だか忘れてしまったけれど、流れてくると、あ、ここまで来たか、というのがあります。これは多分割と有名なものなのでは。

土曜日の朝はいつもNHK-FMのバラカンさんを聴いているのですが、今日はお休みで、かわりにゴンチチのお二人の番組が拡大版でした。この番組も結構面白くて、楽しみに聞いています。今日はリスナーがお題を提案して、そのお題に沿った曲をゴンチチのお二人とゲストの方が選んで来たというもの。ゲストの人たちもナイスな選曲で、面白い。そして、最後のお題がバッハでした。変わり種をたくさんやってくれて面白かったのですが、最後のベースで弾くバッハ、peter indという人のがとてもかっこよかった。ロックで育っているので、やっぱりこういう音を聞くとホッとするのかもしれないです。さらっと探してみて、まだ見つけていないのですが、音源欲しいです。

昨日は割と早く帰宅したので、ゴルトベルクの楽譜をネットで探して、それを見ながら聴く、というのもやって見ました。楽譜を見ながらという音楽の聞き方を、私は大学生くらいの時に知りました。多分、島田雅彦さんがそんなことをエッセイに書いていたか対談で言っていたか、それでへええ、と思って真似して見たような覚えがあります。なんの曲でそれをしたかはいまだに不明。忘れてしまいました。でもそんなに楽器がたくさんある曲なわけないし。なんだろう?まあ、そんなことをした覚えがあるので、ネットを探したら、本当にいい時代。楽譜があったので、バリエーションの6くらいから見始めたのですが、久しぶりに楽譜というものを見たので、繰り返し記号とか、忘れちゃってるし、スピードが早いものは全く目が追いつかない。そして、楽譜を見て、音を聞いて、なんとなく運指を思い浮かべるのではないかと思うのですが、これ手が3本じゃん、みたいなこと思っちゃってました。生意気なことしすぎました。ちょっと反省。でも、やはり聴くだけではなくて、楽譜を眺めていると、バリエーションの一つ一つを記憶に残すことができそうな気がするのです。

音楽も美術も文学も映画も、本当に素晴らしいなあ。そういうものが好きでよかった。どれだけそういうものに救われているか、楽しませてもらっているか。そういう話をすると、スポーツ大好きな家の人は、スポーツもそういうところある、と教えてくれました。それもよかった。

さて、今日のひとつぶは昨日から連続でトーストが人気です。本当に不思議。なぜか続くんですよ。マルサン堂さんの角食はとってもおいしいですよ!ひとつぶのジャムもおいしいですよ!

そして、本日もご来店いただいたお客様、どうもありがとうございました。あ、そして今日初めて、おひとりさまの注意書きを読まないでご来店の方がいらっしゃいました。どうするどうする?ってなって、結局はお帰りになったのですが、お一人で、または今度は今日は体験してみようね!って来てください。開店以来、実はそういうお客様は初めてだったのでちょっとドキドキしてしまいました。やっぱり皆さん地元で過ごす、ということになったので、3階にあるようなお店でも目に入ったりするのでしょうか。何かと影響はありますね。それではまた明日も、よろしくお願いします。日曜日だー。先週の日曜日は惨敗でした。明日はどんな日だろうか?楽しみでもあり、怖くもあり。明日は寒いみたいですね。ひとつぶはストーブもあるし、暖かです。それではおやすみなさい!