喫茶と読書 ひとつぶ

20240608

今日は13時までドキドキでした。久しぶりだから何かが抜けているのではないか、と思ってあれこれ考えるんですが、結局ギリギリになって、漬物を切っていないことが発覚!慌てました。開店してからは、スローペースだったこともあって、なんとかなりました。スローとはいえ、終わってみれば合格点。良かったです。

旅行中、結局ほとんど本は読めませんでした。持っていったのは『フランケンシュタイン』です。少しだけ、読み始めていて、3ページくらいしか進まなかった。今日時間があるときに、少し読めました。これはゴシック小説になるのでしょうか?物語はそれほど進まないのですが、心情や風景や、いろんなことの描写が細かいです。それが物語の雰囲気を大いに盛り上げています。あらすじから言うと、余計な修飾でもあるのですが、あえてそこを楽しむのが良いですね。

なぜ『フランケンシュタイン』かというと、『世界』で小川公代さんが連載されている「<小さな物語>の復興」を読んだため、です。まだ私が読んでいるところは核心に迫っていないと思います。物語が始まったばかりなので。これから小川さんがご指摘になっている場面が出てくるのだと思います。楽しみです。修飾のお多い文章もだいぶ慣れてきましたし。

さて、それでは帰ります。明日、思いの外仕込みが多そうなのです。読みが悪かった。それではまた明日。おやすみなさい。