喫茶と読書 ひとつぶ

20240324

こんばんは。今日もなんとか無事終了しました。冷蔵庫がかなりスカスカです。開けると白くて明るいのです。ありがたやー。ここで難しいのが明日です。このところ、月曜日が大変な凪状態なので、明日は少し仕込みを控えてみようと思っています。これはちょっと賭けかもしれません。うまくいかなかったら、ごめんなさい。

昨日、今日と、ちょっと時間があったので、グレーバー先生に取り組んでいました。そして、昨日、ものすごく面白いところがあって、すごく嬉しくなって、ぐんぐん読んでいました。クワキウトルという北米の部族?でいいのかな?人たちについてのところです。「クワキウトルは人をある種の箱だと捉えている」。これはウェイレンズという人の言葉をグレーバーが引いているのですが、すごくないですか?「氏族の領土は箱だった、家は箱のなかの箱、人間の身体はそれらの箱のなかの箱。ヌマイムのような社会集団は概念的な箱であり、物理的な箱によって規定されていた。・・・人の名前はそれ自体がある種の箱。・・・箱は名前を獲得し、永遠の存在となることによって魂となる」。詩みたいじゃないですか?私ちょっと興奮していました。

ところがです。その後がどうもピンとこなくて、今日もその先を読んでいたのですが、さっぱり頭に入ってこなくて、がっかりしています。箱のくだりは、すごく良かったのに。

これ1月から読んでいます。やっと佳境という感じです。でも、いつも思うのですが、各論はなんとか理解できている気がするのですが、全体の流れとか、論理の道筋とかが全然わかっていない。むしろそれが大事なんではないだろうかと思うのですが、脳みそが小さいせいで、全体を掴みきれていないんだよなあ。困った。

というわけで、今日は帰ります。明日もあんまり天気は良くないみたいですね。でも、今日は見た目は冬だったけれど、空気は春でしたね。不思議。それではおやすみなさい。また明日。