喫茶と読書 ひとつぶ

20231210

今日は、今日は、2時くらいまでものすごく忙しかったです!まさに目が回りそうでした。洗い物は全くできない状態で、コーヒーのサーバーがない、鍋がない、調理用のスプーンがない、みたいな感じに陥りました。この辺の見直しも必要かもですね。でもスペースがない。とにかくもうこれ以上はモノを増やしたくないのですよね。困りましたね。お待たせしたり、タイミングを見計らってくださったり、皆様ありがとうございました。

でも、そのあとは2回くらい波はあったものの、普通に過ごせて、先ほどご飯も食べたし、良い1日でした。

今度、今年読んだ本をまとめようと思っていますが、今年読んだ中で、一番インパクトがあったのは、『小山さんノート』です。これはいい意味でも、悪い意味でもあって、普段あまり本の内容で落ち込んだりしない私なのですが、この本はなんだかきつかった。読んでいる途中から、小山さんが乗り移っているような感じがして、怖くなりました。本が好きで年齢も同じくらいと、自分と似た属性の人の日記だったからなのでしょう。いくら鈍感な私でも、やっぱり苦しくなりました。なので、ちょっと軽いものが読みたくて、何冊か続けて楽しいものを読みました。お客様にいただいた漫画もありました。ありがとうございます!

そろそろ重いものも大丈夫かな、と思って、今日から読み始めたのが、山崎佳代子さんの旧ユーゴスラビアへんの本です。食べ物の記憶を軸に、戦火を潜り抜けてきた人々のお話の聞き書きです。すごく面白いし、知らないこと、知らない料理がたくさんですが、なんせ地名とか名前とかが読みづらいです。これは山崎さんも序のところで書いていて、さすがです。西ヨーロッパやアメリカなんかだとここまで引っかからないですよね。

読み進めば読み進むほど、長い間、ここの地は戦闘が続いていたんだなと思います。この間もアルメニアとかのあたりで自治州の取り合いみたいなことがありましたよね?まだまだ現在形の話でもあります。

岡真理さん然り、山崎佳代子さん然り。日本からとても遠い文化を探究して、伝えてくださるのはありがたい。

さて、それでは帰ります。明日は月曜日か!そしてもう11日。今年が終わってしまいますね。焦るー。それではまた明日。おやすみなさい。