喫茶と読書 ひとつぶ

20230421

50円玉、皆さんありがとうございました!今日たくさんの方にたくさんの50円玉をいただき、以前用意していた数に戻りました。本当にありがとうございました。一旦募集は終了しますが、あっという間にまたなくなってしまうかもしれません。その際にはまたお願いすることもあるかもしれません。よろしくお願いします。本当にありがとうございました。

さて、皆さんは村上春樹の新刊、読みましたか?私はやっとこの間のお休みの時に買いました。そして、今はまだ読みかけの本があるので読んでいません。いつ読み始めようかなー。ひとつぶの仕事をしながら読むのはもったいないような気もするんですが、そんなこと言っていると、いつまでも読めないですよね。今読んでいる本を読んだら読み始めちゃおうかなー。とか考えてウキウキしています。

今読んでいるのは松村圭一郎先生の『旋回する人類学』です。すごく面白いけど、難しくて、一度サラッと読んで、今2回目です。今度はメモを取りながら読んでいますが、それでもわからないところもあります。人類学の歴史を6個のトピックに分けてそれぞれについて150年の歴史を追っていく、というものです。これを読んでいると、お正月に読んでいた、『不穏な熱帯』のことを思い出します。フィールドワークをする際に、人類学の歴史の中での自分の立ち位置とか、どのように記述していくかというようなことについて、ものすごく悩んでいる姿がそこにありました。そういうものなのだな、と思って読んでいましたが、『旋回する人類学』を読むと、なるほどそういう経緯があったのだなと、納得します。

私は特に人類学に興味があるわけではないのですが、自分の生きている社会と全く違う社会を垣間見れる、という意味で面白いなと思ってしまいます。これは人類学というより民俗学的な興味なのかもしれません。神話とか慣習といったものが面白くて、そこから何を導き出すのか、というところは実はあまりよくわかっていないのだと思います。

それでは今日はこれで帰ります。金曜日は最近比較的静かなのですが、今日はたくさんのお客様にご来店いただきました。ありがとうございます。見事に冷蔵庫が空になっているので、さっきもたくさん仕込みましたが、あとは明日にします。それではまた明日。おやすみなさい!