喫茶と読書 ひとつぶ

20230104

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

連日ものすごくいいお天気でした。今年の関東のお正月。帰省していた家族も帰りました。私も朝から仕込みをしています。また日常が始まりますね。嬉しいような悲しいような。

このお正月は私は完全に読書に没頭していました。といっても読んだ本は1冊だけでした。昨年からの読みかけの『不穏な熱帯』(里見龍樹/2022/河出書房新社)です。一度読み終えて、自分の読解力のなさにもう一度メモをしながら読みました。年初から良い読書体験でした。感想はまた明日。今日は明日からのお知らせをしたいので!

まずはおやつですが、年初の恒例?(自分ではそう思っている)のぜんざいをお出しします。期間は9日までの一週間です。ぜんざい、抹茶のスコーン、生きなこ、黒蜜、生クリームの予定です。生きなこは、きな粉と砂糖、生クリームを練り合わせたものです。そのままでも、黒蜜をかけても、またスコーンに塗っていただくことも可能かと思います。わらび餅にしようかななんて考えていた時に、この生きなこ、というものに出会いまして、作ってみたらいい感じでした。お正月といえばあんこ、抹茶、きなこ、という短絡的な思考ですが、年に一度のことですのでお許しを。来週からはレモンメレンゲパイの予定です。

そしてカレー、ポトフはあまり変更はありません。カレーはポークビンダルー、ポトフは鳥の手羽元です。明日に限ってはマルサン堂さんがまだお休みですので、おにぎりで対応させていただきます。金曜日からはパンがあります。

また、スパイスのカクテルをやってみる、ということを年末に言っていました。結局まだ試せていないのですが、エッグノッグにしようと思っています。暖かいカクテルってあんまりないんですね。

エッグノッグというのは日本で言えば卵酒です。日本酒の代わりにラムで作ります。お楽しみに。

その他コーヒーは新春のお楽しみとして、コロンビア ファン・マルティン シドラ Wをご提供します。シドラは新しい品種ということです。口に含んだ時には馥郁たる香り、喉を通る時にシトラスの酸味が駆け抜けます。また、ブレンドは「佳雨」。シーズンブレンドの中でも最も気品あるブレンドです。

そんな内容で今年は始まります。今日はまだ少し仕込みと仕入れとやって帰ります。また明日からよろしくお願いします。