喫茶と読書 ひとつぶ

20221005

タルトタタン焼き上がりました。今粗熱をとっていて、出来上がりが見られるのは明日。うまくいっているといいなあ。これが本当に心配。

明日からタルトタタンとチャイプリン、両方やります。タルトタタンがものすごくたくさんりんごを使うので、何台焼けるのだろうか、という感じです。もう少しりんごを追加するつもりです。

去年初めてこれを焼いて試食した時に、美味しさに腰を抜かしそうになりました。私お店で多分食べたことないんじゃないだろうかと思います。買ったことはあるのかな。あんまり記憶にない。それでもなんとなく味を予想していて、見事にそれが裏切られた感じだったと思います。りんごすごい、って思いました。今年もそんなふうにできているといいなあ。ドキドキです。

でも心配もあって、今日久しぶりに作ったわけですが、けっこう時間がかかるので、今の私の状況で明日以降作っていけるのかなという感じです。前の晩には冷蔵庫に入れないといけないので、終業後に作るとなると、ぎりぎりな感じがします。そうなると他のものの仕込みが間に合わなくなる。難しいですね。

昨日雨の日さんとトライバルカカオさんに仕入れに行って、浅草のカフェの話なんかを聞いていました。やっぱりお一人でやっているカフェで、立ち飲みなんですって。メニューを見ると、飲み物も食べ物もかなり多くて、いや、これ一人でやるの大変だよ、しかも立ち飲みということは回転数がいいということだから、大変だよ。と思いながら聞いていました。自分がやる立場になると、そんなことばかり気になりますね。既製品を使っているものが多い感じなので、仕込みはそんなに大変ではないのかもしれない。

一人でやっていくことの限界というのは感じます。でも、人を雇うことはできないので、(コスト的にも)落とし所をうまくつけるしかないですね。今日も結局朝からこの時間までずっと仕込みをしているわけです。昨日はメニューを新しく作るのに2時間近くかかりました。自分の能力のなさもあるし、この程度のことでこんなに時間がかかってしまう、というのが情けなくはあります。

まあそんなギリギリのラインを辿っていますが、今までなんとかなっているから、なんとかなるでしょう。それよりも、明日の朝、型から出てきたタルトがうまく行っていることの方が今は大事。

これから少しいろいろ片付けて帰ります。明日からまたよろしくお願いします。涼しいかな。それではまた明日。