喫茶と読書 ひとつぶ

20220703

先日ブログで書いた日本国憲法の本、ありました。小説などの棚の下のカゴに入れていました。やっぱりこういうことがあるからちゃんと本を整理しないといけないですね。この間も探してしまったりしましたし。

最近はずっとリチャード・パワーズを読んでいます。もう少しで読み終わりそうだけど、なかなか進みません。ここ数日は忙しいということもありますね。休みの日もあまり読めないし、仕事が一段落した営業時間中、というのが実は一番読める時です。

今読んでいるのは最近翻訳された『黄金虫変奏曲』という本です。分厚くてワクワクするような本です。DNA、遺伝子と「ゴルトベルク変奏曲」が絡まり合って二つの恋を彩ります。「ゴルトベルク変奏曲」は、私がバッハに興味があると言った時に、たくさんの方がいろいろと教えてくださったり、CDを貸してくださったりした曲です。バッハについてはあまり進んでいない私ですが、この曲は時々聴いています。グールドだったり、シフだったり、レオンハルトだったり。何度も聞いていますが、変奏というのがよくわかっていません。変奏曲の一つ一つは、全然違う曲に聞こえるのですが、実はベース音などが一貫しているのでしょうか。そういうのがよくわからない。例えば説明されても、耳で聞けていないので、結局は理解できていない、ということになるのではないかと思うんですよね。感性がないのかー。

耳がダメなのはともかく、理論だけでも知りたいなということを思っていて、いつかは音楽の理論を勉強したいなと思っています。和声とかね。構造みたいなこと。音楽は数学と通じていると言いますよね。そういうことも知りたいです。

脇道にずれましたが、もう一つのDNAや遺伝子のこと。これはまた、難しくて、正直理解できていないです。まずは塩基のこととかもすっかり忘れていて、いくつかの言葉はネットで調べました。アミノ酸のこととかね。読み始めた時にすぐに調べればよかったんですが、途中でこれはどうにもならない、と思って調べました。最初から調べながら読めばよかったです。

パワーズの本は、とにかく圧倒的な知識量、そしてイメージ。これが散りばめられていて、これでもかこれでもかと降り注いできます。知識の方は全くついていけなかったりしますが、イメージが次々に開いていくような文章がものすごい。力を感じます。

それでは今日は帰ります。そろそろ疲れてきました。ちょっと集中力が落ちているのを感じます。明日は気をつけないと!それではおやすみなさい。また明日。