喫茶と読書 ひとつぶ

20220520

5月ももう20日なんですね。ここまでくると、もう半年終わった感じありますね。月日は早い。いや、でも気が早いか。

今日は午前中に図書館に行ってきました。お願いしていた本が用意ができたということだったので引き取りに。常盤平の分館はなかなか本が揃っていて、いつも予約した本以外の本も借りています。文学も外国文学、日本文学それぞれ結構良い本があります。いつか借りようと思っているのが幻想文学全集です。8巻くらいあるのかな。夏目漱石とか、中島敦とか1巻に4〜5人の作家が収められています。自分でも欲しいくらいです。

そして、今日は『マツタケ』という本を借りました。これは前にも予約をして借りた本なのですが、断念して返しました。文化人類学の本なんですが、ふわっとした感じの文章で、どうも読めなかった。でも、この間この本の話がちょっと出たり、ユリイカでも「菌類の世界」という特集で取り上げられていました。それでももう一度借りようとは特に思っていなかったのですが、なんと今日棚を見ていたらこの本が目に飛び込んできました。常盤平の蔵書だったんですね。そういう出会いは大切にしないといけない。もう一度借りてみました。でも自信ないなー。ものすごく良さそうなんですけどね。

予約していたのはパワーズの本とヴェンダースの本。これはどちらもじっくりちゃんと読みます。パワーズは冒頭の数章を読んだところですが、今のところまだあまり物語に引き込まれていない感じです。『舞踏会に向かう三人の農夫』があまりによかったから期待しすぎたのかもしれないですね。あの時は最初からグッと引き込まれたんですよね。写真の力も大きかったのかもしれません。

今日はゆっくりしてくださったお客様がいらっしゃいました。ひとつぶにはいろいろなお客様がいらっしゃいます。ランチタイムでご飯を食べにきてくださる方もいるし、夜に家に帰る前にワンブレイク、という方もいらっしゃいます。それぞれ皆さん良い時間を過ごしてくだされば嬉しいのですが、長時間過ごしてくださるお客様というのは、特別に嬉しいものです。もともとまとまった時間を充実して過ごしてください、というのがテーマだったりもします。でも、自分のことを考えてもそうなのですが、なかなか長い時間を過ごすというのは難しかったりします。現代人は忙しい。確かにそうです。そういう中で、時間をとってくださるというのは本当に嬉しいです。前にひとつぶ一日コース、みたいなのはどうかなと思ったことがあります。1日と言わなくても、例えば6時間コースとか、いいかもしれないですね。

さて、それでは今日は帰ります。もう明日は週末ですね。土曜、日曜と営業して、月曜日から水曜日までお休みです。あと2日頑張ろう!カッサータも絶賛ご提供中です。それではまた明日。おやすみなさい。