喫茶と読書 ひとつぶ

20220428

今日はちょうど良い涼しさでしたね。少し風もあって爽やかでした。湿気がなかった。昨日とは全く違いましたね。

いよいよゴールデンウィークですね。一昨年去年となかなか遠出はできませんでしたが、今年は検査をしたり感染対策をしたりしながら楽しむ、という人も多いのではないでしょうか。その辺のガイドラインがあまりないような感じは気になりますが、感染者数も減ってきているようですしね。皆様気をつけてお出かけください。

子供が小さい時には、ゴールデンウィークに無理をして出かけていました。人が多いからどこにも行きたくないなあと思うんですが、やっぱりどこにもいかないというのも寂しい。でも渋滞にはまった途端に大後悔したり。子供を楽しませるつもりが、渋滞中の車の中で泣き始めちゃったり、大きくなれば喧嘩しちゃったりで、こちらも不機嫌になってしまうこともありました。そんなこともいい思い出なのかもしれません。でもやっぱりもう少しお休みはみんな分散して取ったほうがいいのではと思います。以前はそういうことも言われていた気がしますが、最近は聞かなくなりましたね。やっぱりみんな一緒が便利なんでしょうか。

今日はパトリシア・ハイスミスの『水の墓碑銘』を読了しました。この本はずっと気になっていて、すごく読みたいと思っていましたが、他に読む本もたくさんあるしと我慢していたのが我慢しきれずに買ってしまった本です。サスペンスというジャンルになるんでしょうか。P・ハイスミスという人は『太陽がいっぱい』の原作者です。アラン・ドロンのですね。今はもうアラン・ドロンと言ってもピンとくる人は少ないのでしょうか。私は結構小さい時(小学生かな?)にCMでマンダム?でしたっけ?それで知って、母親が若い頃はすごくかっこよかったんだよと言っていたので覚えました。テレビでこの『太陽がいっぱい』をやっていて、確かにすごくかっこいい、と思った覚えがあります。映画の内容はよくわからなかったです。その後、大人になってビデオをレンタルできるようになって、見直しました。内容もよくわかったし、やっぱりアラン・ドロンはかっこよかったです。ちょっと影のある感じが役にピッタリでした。

今回読んだ『水の墓碑銘』も、終盤は『太陽がいっぱい』みたいな感じになるのかなと思いつつ、ドキドキして読みました。人生の頂点に立っている人を待っている結末、みたいな。残念ながらそこまでドラマチックではありませんでした。でも、時代も国も今の私からは遠い人の話なのに、心理としてはすごくよくわかるというのがすごいです。周りの人たち、住民たちの描き方もリアルでした。

明日からの連休、どんな感じになるんでしょうね。去年のデータを見てみると、週末くらいだったり、そこまで忙しくはなかったような感じでした。蓋を開けてみないとわからないですね。みなさん良い休日をお過ごしください。働く人は、私も頑張って働いていますので、一緒に頑張りましょう。それではおやすみなさい。また明日。