喫茶と読書 ひとつぶ

20220202

今日は2がたくさんある日。今一旦仕込みが終わったところです。後もう一息。ブラウニーはなかなか好調な滑り出しです。相変わらず緊張しながらご提供しています。慣れませんね。朝試食してみて、軽く温めることにしました。ちょっと邪道かもしれないんですが、室温のままだとちょっと硬い気がして。熱くなるほどではなくて本当に軽くです。

ブラウニーにつけるはっさくのピール。チョコも少しだけかけてあります。これがまた一手間で。最初ははっさくのジャムを作ったのです。そうしたら、残った皮をピールにできるということなので、作ってみました。これがなかなか良い。それでブラウニーに添えることにしました。チョコ×チョコになってしまったんですけどね。明日からははっさくのシロップも出そうかなと思っています。なかなかさっぱりしたシロップです。炭酸で割ったみたら、美味しいけれど、飲みづらいですね。太めストローが欲しいかもです。つぶつぶがあるので。お湯割りか温めたミルク割がいいのかなあ。お湯割りだと柚子茶とめっちゃ被りますね。

小さい時、みかんが終わると伊予柑とかポンカンとか甘夏、はっさくでした。はっさくはその中でもずば抜けて酸っぱくて、ちょっと苦くて、あまり好きではありませんでした。去年無茶々園さんから、今季の柑橘の予約の紙をもらった時、なぜかはっさくが気になりました。小さい頃、好きではなかった苦みが、なんとなく懐かしくなりました。あっさりした甘味と強い酸味は、他の柑橘にはないと思いました。それで予約したというわけです。期待通り、はっさくは酸っぱくて苦くて寒い感じがしました。でも、ジャムにしたら苦味が美味しいし、皮のピールも、はっさくならではだと思います。皮を剥いた身も結構食べてしまいました。昔より酸味が少ないように改良されているのかなあ。とても食べやすい。はっさくは、八朔と書きます。上手に保存すると、8月までもつのでそう書くそうです。

さてさて、それではもう少し、仕込みの残りをやって後片付けして帰りましょうか。寒い日が続くみたいなので、皆様お気をつけて。それではおやすみなさい。