喫茶と読書 ひとつぶ

20220127

今日はなかなか忙しかったです!やっぱりお客様がいらっしゃると嬉しい。このところすごく不安でしたが、大丈夫、頑張ろう!という気持ちになりました。

でも、コロナが心配ですね。ものすごい感染力ですね。気をつけようにも、今以上に何をしろと?という感じですが、もうちょっと換気しよう、と思いました。心がけますね。

さて、図書館本を、2冊ほど読み終えました。『辻』古井由吉さん、そして『ひきこもり図書館』。『辻』の方はこの間チラッと書きましたね。現実と幻想の世界をうろうろしました。素晴らしい。そして前に書店で見かけて気になっていた本が『ひきこもり図書館』です。ひきこもりをテーマに、萩原朔太郎、カフカ、萩尾望都など、心惹かれるメンバーの作品のアンソロジーです。面白かったですね。星新一も入っていました。私はひきこもりではなくて、どちらかというと外に行っちゃう方なので、ちょっと好奇心で読んでしまいました。この中で、桃太郎の話があるのですが、ひきこもりとはあまり関係無く、びっくりしました。桃太郎のお話には、バリエーションがあるそうです。ここで編まれている桃太郎は、ひきこもりの桃太郎なのです。ひきこもりというか、怠け者って感じですけど。これには驚きました。鬼ヶ島に行かないんです。

『辻』があまりに良かったので、古井由吉先生のご本を買ってしまいました。昔『アサガオ』(漢字が出ません)は持っていました。金色のとても美しい本で、中身もいいなと思ったはずですが、何よりその装丁が素晴らしく、欲しくて書いました。菊池信義さんの装丁ですね。他にも持っていたような気がしますが、売ってしまっていました。だいぶ売れた本だったんですね。結構古本でたくさん出ています。

さて、それでは今日はこれで帰ります。明日も良い1日でありますように。それではおやすみなさい。また明日。