喫茶と読書 ひとつぶ

20211230

ひとつぶは28日に今年最後の営業を終えました。そして今日は大掃除。昨日ボケッとしてしまったため今日は朝から集中するぞ!と気合を入れてきました。

店内に入って、まず椅子や照明や本やらみんなにご挨拶。今年どうもありがとうね。これから掃除しますねって。そんなことを言うことで、なんとなく気持ちもキリッとなりました。それからはラジオを聞いたりドラマを見たりしながらシュッシュ、ゴシゴシという感じで、無言で作業。全部とは言えないけれど、これで歳は越せるでしょう、というくらいにはできました。ガス周りが綺麗にできて満足です。最後にお客様からいただいたお正月の飾りを内側のドアにかけて終了。来年も頑張ろうね、とひとつぶに声をかけて帰りました。

そして柏の雨の日の珈琲さん、TribalCacaoさんにご挨拶を兼ねて仕入れ。新年の新しいブレンドとミニチョコレート。どちらのお店もお客様がたくさん来ていて、年末だなあという感じでした。どちらのお店も、明日までの営業なんですよね。お疲れ様です。

さて、今年一年の振り返り。とにかくお酒を扱い、夜9時まで営業する飲食店なので、コロナに振り回された一年でした。1月か2月から営業時間の制限とかお酒を出せなくなったりとか。その度にメニューを差し替えたり掲示をしたりで、だんだん今は何時までだっけ?とか、お酒はだめなんだっけ?とかわからなくなったりしていました。

それでも、ひとつぶはきっとコロナの影響が最小限で済むお店だったと思います。今去年のブログを読んでみたら、1月6日から時短だったんですね。そんなに早かったのか!それが9月まで続いたので、本当に今年はコロナの年でしたね。

そして5月に「ぐるっと千葉」という雑誌で取り上げていただき、飛躍的にお客様が増えました。ご近所の方でもこの雑誌で知ってくださった方も多くて、雑誌という媒体の効果にびっくりしました。写真もとても綺麗で、感謝しています。

おやつものはカッサータ、タルトタタン、珈琲スペシャルなど、いろいろと挑戦できた一年でした。ポトフも今年からですね。すっかり定番となりました。暖かくなってきて、ポトフをサンドウィッチに変更して、これもなかなか好評でした。カレーを週替わりにしたのは、自分のオペレーション的には大正解でした。かなり負担が減ったし、お客様へのご提供の時間も少し短縮できたかと思っています。

秋には読書週間をやりました。これはまだまだ反省点が多くて、来年はもうちょっと良いものにしたい。告知期間も少なかったし、消極的な感じになってしまいました。チラシも作らなかったし。今年の分はまとめを作りたいと思いながら、できていません。これも反省点。

12月にはつみき設計施工社さんと夏目縫製所さんにひとつぶのプチリニューアルをお願いしました。これもとても良いことでした。キッチンが劇的に使いやすくなったし、夏目さんの壁のパッチワークは何回見ても毎日見ているけれど、素晴らしいです。

ざっくりしすぎているけれど、そんな一年でした。コロナに振り回されていたけれど、その中でちょっとづつできることを広げてきた感じでしょうか。ちょっと無理をしたところもあったけれど、頑張ってきてよかったなと思います。反省点も色々あるので、来年に活かしていきたいと思っています。

ご来店いただいた皆様、応援してくださっている皆様、本当にどうもありがとうございました。引き続き来年もよろしくお願いします。来年は4日の火曜日からの営業です。いきなり新年で7連勤やっちゃいます。去年と同じくぜんざいのプレートをやります。どんな組み合わせになるかは、まだ決定していません。3日にお知らせできると思います。お楽しみに。よろしくお願いします。それでは皆様、良いお年をお過ごしください。