喫茶と読書 ひとつぶ

20211218

今年初めての「良いお年を」でした。今年最後のご来店だったお客様。ついにそんな時期になったんですね。早い。今年は本当に早かった。まだ夏くらいの感じですもの。寒いけど。ぼやぼやしていると、あっという間に3年くらいたっちゃうんでしょうね。あれもできてない、これもできてない、まだわからない、とか言いつつ。

去年の12月は思っていたより全然お客様が少なくて、年末は忙しいぞーなんて意気込んでいたけれど、クリスマス過ぎくらいまではなんとなくパッとしなかった。今年もそんな感じかなあと思いつつ、前半はなかなか調子が良かったけれど、今週に入ってから、静かな日が続いていました。今日は週末だけど、静かな日かなあと思ったら、2時過ぎくらいから結構な忙しさでした。ありがとうございました。飲食店はわからない、と今日も聞きました。同感。予測がつかないですね。

しかも、今日は久しぶりに喫茶の日でした。最近忙しい日はカレーが出ることが多かったので、新鮮でした。プリンもスコーンも売り切れました。嬉しいですね。このところプリンが全く動かなかったのですが、ここにきて、乾燥しているからなのか動き始めました。そして、ホットチョコレート、ココア、カフェオレといったミルクものも大人気でした。冬らしい感じですね。

まだ途中ですが、先日の村上春樹と河合隼雄先生の対談に引き続き、小川洋子さんと河合先生の対談を読んでいます。対談部分は読み終えて、後書きみたいなところです。村上春樹と小川洋子とで、河合先生の対応が違う感じがします。本の意図が違うせいもあるかもしれません。村上春樹との時には河合先生は一歩下がって、話を聞いている感じですが、小川洋子との対談では、どちらかというと小川さんの方が先生のお話を聞く、という感じ。小川さんはきっと聞き上手な方なんだろうなあと思いました。もっともっとこの対談は読みたかったけれど、半ばにして河合先生が亡くなられたようです。村上さんとのお話の時もそうですが、作家が何か目に見えないものと戦ったり、呼ばれたりしていることを、河合先生はとてもよく理解していて、話していて安心な相手なんだと思います。だから二人とも、とても正直に話をしてくれているようです。

明日はどんな日だろう?毎日毎日ドキドキです。穏やかで良い1日になりますように。お天気はどうなんだろう?今日はお昼頃は結構風がすごかったですよね。どんどん寒くなっています。皆様お身体に気をつけて。それではまた明日。おやすみなさい。