喫茶と読書 ひとつぶ

20211101

11月に突入。もう寒くてもおかしいなという感じではないです。むしろ、今日なんかは少し暖かでした。3時ごろからすうっと空気が冷たくなる。秋ですね。雨も降っていたような。

今りんごを注文しました。グラニースミス。ジャムで使っているブラムリーと同じ、イギリス生まれの青リンゴです。去年はお客様にいただいて、1回か2回アップルタルトを焼きました。酸っぱくて美味しい。あと、そのりんご屋さんは大量の紅玉のキャンセルが出たそうで、まだ紅玉がありました。これも購入。タルトタタンをもう一度作りたいです。他のリンゴで作ろうと思っていましたが、紅玉があるなら紅玉で。でも、箱で買うくらいたくさんないとなかなかあれは作れない気がします。

10月の売上が出て、飛躍的に伸びました。ありがとうございました。自分が思っていたよりぐんと伸びていて、やっぱりそれは嬉しかったです。アップルタルト、カレー、スコーン、コーヒーの秋霖あたりがすごい数になっていて、毎日毎日アップルタルトを焼いてカレーを作ってスコーンを焼いていたなあと改めて思いました。このくらい忙しくないと、この数字は出ないんだなあって。まだまだ上を目指さないといけないと思うのですが、それだけうるものを作り出せるのか、というのが課題にもなると思います。また、やっぱり凸凹があって、そこの予想がうまくできるかということは大きなポイントかもしれません。廃棄率も物によってはなかなかで、これはメニューを考えた方がいいのかもしれません。

なぜそんなことを書いたかというと、そんな感じの仕込みだったので、タルトタタンには到底思い至らなかったんです。まだ結局1回しか焼いていませんもんね。紅玉もくるし、がんばります!

りんごの話題にまた戻りますが、なぜ日本のリンゴはあんなに甘いのでしょうね?今はだいぶ変わったのかもしれませんが、我が家は昔は紅玉か、フジか、みたいな二択でした。紅玉は酸っぱいし、すぐにボケてしまうので嫌でした。これはフジだよーと母親が言うと、よかった、って思いました。でも、ぶどうとか桃に比べてなんだか味が地味なイメージで、剥いてもらっても何個も食べられなかった。すぐにお腹がいっぱいになってしまうんですね。一人暮らしをしているときに、箱で送ってくれたりしたのですが、人にあげても食べきれなくて、それでアップルパイをよく作っていました。だけど、フジだと甘いんですよね。酸味をレモンとかで補わないとくどい感じで。

ブラムリーとかグラニースミスとか、酸っぱくてとても美味しい。紅玉はその二つに比べると、酸味もあるけど、生食もできるような香りがあって、タルトを作っているときに端っこを食べてましたが、すごくおいしかった。なんであんなに昔は嫌いだったのか。ボケていないのも肝心ですけどね。また、フジは大きすぎる。1個を一人では食べられない。最近ジャズリンゴっていうのがあるじゃないですか。食べたことはないのですが、あの大きさはすごくいいなと思います。外国の映画に出てくるリンゴみたい。

私が子供の頃は、もっと甘いリンゴがいい、それを作ろう、もっと大きな立派なのがいい、それを作ろう。そんな感じだったんだろうなと思います。こんな物にもトレンドがあるんですね。

さて、それでは今日はこの辺で。明日は定休日となります。ブログは明日は書きません。また水曜日の夜にお会いしますね。ではおやすみなさい。明日が皆様にとって、良い1日になりますように。おやすみなさい。