喫茶と読書 ひとつぶ

20211007

照明器具の電球が一つ切れてしまいました。用意が悪くて代わりの電球がなく、一つだけ消えています。一つだけなのに、ずいぶん暗い。照明計画をお願いしたつみきさん、すごいなあ。とりあえず明日普通の電球を買ってきて、Amazonからフィラメント球が届くのを待ちます。

無茶茶園からレモンとみかんが届きました。レモンは初物。緑のレモンです。ちょうどレモンシロップが終わってしまったので助かりました。来週くらいには新しいレモンのシロップがご提供できるかと思います。緑のレモンは年明けくらいのレモンと比べて、やっぱり若いというか、キリッとした感じがします。酸味が強く立っている、というか。マーマレードにすると見た目がすごく悪いので、今年はやめておこうかなあと思っています。皮を入れないで作ればいいのかな。

みかんのシロップは初めてです。みかんでジャムを作ってみたらいいかもしれないですね。そして、みかんのシロップ煮もちょっと興味ありです。この時期になぜみかんを買ったかというと、9月のあの寒い時にこの分だと10月にホットワイン、できるんじゃない?って思ったからです。いや、まさかこんなに暑いとは。まだそんな感じじゃないですもんね。

『くらしのアナキズム』読了しました。松村圭一郎さん。『働くことの人類学』をまとめられた方ですね。あのコーディネートっぷりがとても素敵で、ファンになってしまいました。そして、この本もとてもよかったです。アナキズム、というのが国家や政府に対して反逆する、ということではなく、くらしの中で「アナキズムの精神」みたいなものを持って実践することが大切、ということなんですね。

「アナキズムの精神」ってなんだろうって思うんですが、それは大きいものに頼らずに、自分の周りの人たちとのコミュニケーションをきちんと取って、根付く、ということです。そうすることによって、何か大きな災害などがあったときに助け合って生き抜いていくことができるのではないか。そういうことなんだと思うんですが、言っていることはわかる、わかるけれども、今日本で、多くの人が都市の小さな箱の中に閉じこもっているのはなぜなのか、私はやっぱりそこが気になる。自分自身もそうですが、田舎の人間関係、近所の人の目、詮索、親戚の介入、のようなことから逃げてきた人がたくさんいるんじゃないだろうか。その煩わしさから逃れることと引き換えに、助け合いとか親切みたいなものを失ったんだと思う。でも、今更やっぱりあのめんどくささに戻る気はしない。それは今はそれで済んでいるからかも知れないけれど。有事の時には自分が不利になることは想像できるんだけど。

もう一つ、市場(いちば)という場所のことにも触れられている。こちらの方が可能性があるのかもしれない。これがあることによって、職場とか学校とか近隣社会とかとは違う、居場所ができるかもしれないのだ。ひとつぶも、そういう場所になっていったらいいなという思いも湧いた。

松村先生の本を読んだら、また読みたい本がたくさん出てきました。永遠に続きますね。それではまた明日。おやすみなさい。