喫茶と読書 ひとつぶ

20210812

無事1日が終わりました。カレーの日替り、すごくいいです。これは早めに週替りでご提供することを考えたいと思います。ミスがすごく少なくなるし、出来上がりも均等になるし、盛り付けも落ち着いてできます。これはとても良いです。明日はキーマカレーです。とてもオーソドックスなタイプです。ナッツを入れたり、ドライフルーツを入れたりしてみましたが、ピンときませんでした。ちゃんとメニューに載せる時には、また変更があるかもしれませんが、とりあえず今回は基本のタイプです。豚ひきにくのキーマです。

いつも朝はラジオ、夜はドラマを見ていたのですが、オリンピックのせいなのか、今クールはドラマが少なく、また、ドラマばっかり見ているのもなあと思っていました。それで映画を見ようと思ったのですが、映画は流石に仕込みをしながらはきつい。字幕が読めません。ラジオ番組もそんなに聞きたいものがあるわけでもなく、それで、ポッドキャストを聞くことにしました。『働くことの人類学』というコクヨがやっているポッドキャストがあって、これがとても面白いのです。本も出ていて、もう我慢できなくなって買ってしまいました。

今日ついに聞き終えてしまって、あとはタウンホールミーティングの分だけになりました。6人の文化人類学者と文化人類学者の松村圭一郎さんが対話形式で話していく番組です。世界のいろいろな民族の働き方、仕事に対する姿勢などがそれぞれの文化人類学者たちから語られて、とても面白いです。それが果たして今の自分の働き方に何か影響を与えるか?というと、なかなかそうもいかないですが、世界にはそんな人生もあるのだというのがじわじわ体に染み付いていくといいなと思います。松村圭一郎さんも、いろんな本を出されていて、お名前は見ていたのですが、とてもソフトでクレバーでいいなあと思いました。今度著作を読んでみようと思いました。

5回目までは、とにかく、狩猟民族や商人たちの世界の話なので、日本の社会との価値観の違いに溝を感じてしまいます。特に私は硬直した日本社会で、ある年齢までは評価されながら生きてきたので、それ以外の社会で自分が通用するとはとても思えません。ずる賢いとか、ハッタリをかます、とか、できないんですよね。商売の才覚がないんですね。だから、憧れるけど、日本が日本で良かったな、とも思いました。ただ、もうそれも限界を迎えているのは確かで、多様性なんかにも対応できなくなってきていますものね。だんだん変わらざるをえないのだと思います。

今日は結局日中は雨はあまり降らなかったみたいですね?今ちょっと雨の音がするような。明日は一日雨でしょうか。地域によっては豪雨のようなので、お気をつけくださいね。それではまた明日。おやすみなさい。