喫茶と読書 ひとつぶ

20210716

7月折り返しました。そんな今日は梅雨明け。西日本より関東の方が早いとは、珍しい。そして例年よりも早いそうです。そんなニュースを昼前にラジオで聞いたら、なんだか遠い昔の夏休みのような気持ちがしました。暑いけど、まだ夏の始まりで、梅雨のジメジメから抜け出した楽しい夏の始まり。青い空、白い雲。学校のプールに行く時みたいな気分でした。

今は水泳の時間も、いろいろなことがあって、ない学校も多いとか。プールの周りも、通行人から見えないように高い塀で囲っていたりしていますね。昔はそんなこと考えもしなかったけれど。小学校の時は、毎日毎日プールに行って、友達と約束をして、お昼を食べたら近くの公園で集合して。楽しかったなあ。区民プールにもよく行きました。帰りにおでんと駄菓子を食べるのが楽しみだった。温かいおでんがおいしいの。

私は中学まで東京にいました。そして、これはこの間思い出したのですが、小学校の時の友達はほとんど私立中学に進学しました!今まであんまり考えたことがなかったけれど、あの子も、あの子も、親しい子はほとんどが私立の中高一貫校の女子校に進学しました。ということは、この間読んだ『オリーブの罠』の中に出てくる子たちは、私の友達だった人たちの仲間なのでした。私は私立に行くなんて考えたこともなかったし、親もお金がなかったのか勧めてこなかった。女子校も絶対嫌でした。でも、あの時に何かの拍子で受験とかしていたら、運命が変わっていたのかもしれません。小学校の時には一緒に真っ黒になってプールに行っていたのにね。

今思えば無邪気な小学生でした。あの頃は何も怖くなかった。無敵でした。子供には未来があるって、本当にそう思います。無限の可能性がある。いろんな選択肢を残してあげたいですね。

さて、本日ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。じっくり時間を過ごされていて、私も調べ物をガッツリやっていました。夕方の窓からの欅が綺麗でした。手前が暗くて、向こう側の欅にだけ陽がさしているんですよね。あれが綺麗なんですが、iPhoneでは上手く映らないんです。いつかちゃんとしたカメラで撮ってみよう。

いよいよ夏本番です。ドリンクもさすがに冷たいものが多くなりました。でも、皆さん、体を冷やしすぎないようご注意くださいね。お冷の代わりに、湯冷しがよかったら、そう言ってください。それではまた明日。おやすみなさい。