喫茶と読書 ひとつぶ

20210619

久しぶりに少し忙しい日。よかった。本当にたまにないと不安になります。そんな時に、Twitterで同じような感じのことを呟いている本屋さんとかがいると、ホッとしてしまう。ホッとしている場合ではないけれど。そしてたまじゃダメです。毎週最低でもこのくらいでないと。

さて、今日は暑かったですね。さすがに開店前にエアコンを入れました。ひとつぶは比較的涼しいんですが、湿度が高くて風がないとやっぱりもう無理ですね。今は窓を開けていますが、やっぱり少し蒸す感じありますね。あー嫌な季節が始まった。

子供の時は東京の目黒区に住んでいました。あの時はエアコンが家になかったんですよね。ウィンドファン、とかっていう名前の窓につける扇風機みたいなのしかなくて。それでもなんとか凌げていたし、エアコンがある家もそんなになかったような気がします。夏休みに長野のおばあちゃんのところで過ごして、特急あさまで帰ってきて、上野で降りた途端ムッとした湿気を感じて、嫌だなあと思ったのは覚えています。昭和の小学生の夏の思い出。

おばあちゃんのところに行くのは嫌ではなかったけれど、そのせいで東京でしか見られないテレビが見られなかったり、学校の水泳に出られなかったりというのは嫌でした。友達とも遊べないから、弟と遊ばないといけなくて、二人でコオロギを捕まえたりしていました。あと、小さな黒板があって、それを借りて学校ではなかなかできないお絵かきをするのが楽しかった。

今思うと、のんびりした時代でしたね。少し前に目黒川の桜を見に行った時に、自分が住んでいたマンションに行ってみましたが、変わっていませんでした。廊下がすごく薄暗くて怖いんですが、大人になった今見ても、やっぱりあの廊下は怖い。何事もなくてよかったです。

狭いベランダで花火をやったのも覚えています。今思うと、なぜ目黒川の方に行かなかったんだろう?面倒だったのかな。一間もないくらいの狭いベランダで弟と二人くっついて線香花火とかをしていました。

なにやらセンチメンタルですね。夏の夜って、そういうものなのかもしれません。まだ夏じゃないけど。

さて、洗い物をしなければいけません。糠漬けも仕込まねば。最近糠の調子がとてもいいです。夜漬けるとちょうど午前中にはいい感じになっています。もう少し季節が進むと、また変わってくるんですよね。今日も暑いから、明日は早めに出したほうがいいのかもしれないですね。それではまた明日。おやすみなさい。