喫茶と読書 ひとつぶ

20210127

1月も終わりますね。早い。1月は上がったり下がったり。予想を裏切られ続けました。緊急事態宣言のせいもあったのか、年始が良いスタートだったのに、そこからどん底に。そして徐々に復活はしているものの、ちょっと思っていたのとは違う感じです。

今日も不思議な1日でした。バタバタっとした時間帯、そしてゆっくりと皆さんが帰っていく、みたいな。そのあとは静かに陽が沈み、暮れていきました。

今日からポトフをメニューに入れました。ちょっと写真が間に合っていなくて、インスタでもツイッターでも告知は控え目です。提供する数も少ないので、ひっそりと始めていこうという気持ちもありました。今日は残念ながら、ゼロでした。明日以降、このブログを見て試して見たい方、ぜひオーダーしてください。自分ではなかなか美味しいと思っています。豚肉と野菜と水と塩、香辛料だけ。コンソメなどは一切入っていません。それでもスープはとても旨味があります。マスタードをつけて食べるのは定番ですね。それに加えてクリームチーズとオリーブのディップ(という大げさなものではないけど)でも食べてみてください。トーストもつけていますので、そちらにつけても美味しいです。野菜はじゃがいも、にんじん、キャベツは基本入れています。それに今回は大根とクレソンを加えています。お値段は1100円です。よろしくお願いします。

さて、今日はまたお客様がバッハのCDを貸してくださいました。バッハは人気があるのですね!私は本当にクラシックは全く外野なので、こんなにもバッハが愛されているとは、あまり思っていませんでした。とても嬉しいです。ありがとうございます。耳が全くできていないので、数年単位で見守ってくださいね。

そんなですが、ラジオの方も聴き逃しで追いかけないとなくなってしまうので、今ストレイテナーのクリエイターファイルを聞いています。今週はひなっちがゲストです。この人がね、多分テナーの音楽にとても広がりを与えてくれた人なんですね。でも、それですごく変質していったところもあると思う。私がテナーを最初に見たときには、多分もうゲストでベース弾いていたんだと思うんですよね。あんまり覚えていないんですが。それから3、4年テナーは見ていたけど、その途中の何処かで正式加入したんじゃないかなあ。少し残念なような気もした覚えがあります。しゃかりきにやっている2人、という感じが好きだったから。ひなっちと堀江テナーがどんな話をこれからするのか、ちょっと楽しみです。今は新しいアルバムのことですね。それにしてもシングル切った曲はいいですね。耳に残ります。

『ブルシット・ジョブ』がなんとなく止まっていて、代わりに「文藝」を読んでいました。中に、桜庭一樹さんの「分断されていく世界で」という去年の1月から10月までの日記です。これがかなりの量ではあるのですが、面白くてどんどん読んでしまいました。今7月です。外国、日本国内のコロナでの出来事を結構細かく追ってくれていて、あったあった、とかそんなことあったんだとか、近い過去だから、とても身近に感じます。そして、仕事をしていた喫茶店やカフェがお客さんが少なくなって行ったり、閉まってしまったり、そんなこともとても自分に近くて、苦しくなったりします。

自分も去年の前半、あの状態の中、お店を作るというのはとても不思議な体験だったので、きちんと日記に残そうと思っていたのですが、うまく形にすることができなかった。それは残念だったけど、今こうして毎日ブログを書いていると、自分の能力のなさだったんだなあと痛感します。材料としては面白いのに、私がへっぽこですみません。ドキュメンタリーにしたかったんですけど。

読みながら思ったのですが、文芸誌っていいですね。このぺらぺらの表紙とかくるっとまとめて読んだりするの、読みやすいです。読んでも読んでもたくさん読み物があるし。すごい情報量ですよね。

さて、ひなっちと堀江さんはまだまだおしゃべりしています。プリンス。いいですね。それでは今日はこれを聴きながら、もう少しやることをやって帰ります。ブログはここでおしまいにします。

本日ご来店いただいたお客様、ありがとうございました。今日もとてもいい時間をいただきました。一時期店内にお客様が6人いらして、そうすると、あと1人くらいで満席という感じなのかなあと思いました。本当は10席なんですが、3席くらいは潰す感じですね。そんなことを思っていました。

それではまた明日もよろしくお願いします。天気はどうなんだろう?多分今日みたいに暖かくはないんだろうなあ。寒すぎないといいですね。それではおやすみなさい。