20210114
来週、また税理士さんに帳簿指導をしていただくので、書類を整理したり入力したりしていました。経理をやっていたので、記帳は全然苦にならないのですが、試算表や固定資産の管理などはしたことがないので、わからないことも多くて、税理士さんに見ていただいて、とても助かります。だいたいできたと思うのですが、どうだろう。
この間も税理士さんとお話ししたのですが、経理ってすごいんですよね。私はもともと経理とは縁遠い人間で、学生時代も、結婚するまで務めていたときも、ふわふわとアートや文学の世界をさまよっていました。今考えると、学生の時はともかく、仕事をしている時には経理まではいかなくても、売上と経費の関係とか、大いに関わりあったと思います。そういうことはあまり考えずに、ふらっと仕事していたので、ダメだったのですね。ちゃんと儲けを出すことが、仕事なのに。
それが、子育てを終えて、パートで事務でもしよう、みたいになってから、経費とか仕入れとか、そういうお金のことが面白く感じてくるようになりました。転職をして、経理の知識が必要とされて、簿記を勉強し始めた時、ものすごく感動しました。うまくできている。理にかなっている。そう思いました。ピタッと数字があった時の気持ちよさ。合わなかった時に、あちこち計算し直して、仕分けを確認して、すべて整合性が取れた時の感動。そして、一昨年までは毎日の売上を積み上げて、予実管理や経費の管理、原価計算と、それぞれが一体化して流れていくように整えていくことの面白さ。あんなに目をつぶってきた経理って、こんなに面白いことだったんだなと思いました。
ひとつぶも、規模は小さいとはいえ、仕入れがあり、経費があり、売上がある。毎日とまではいかないけれど、常に経費を入力して売上とのバランスを見ることをしています。そうやっていくうちに、見えてくるものがあるのかなあと思っています。昨年半年分の試算表がざっくりできていますが、まあ、赤字。これが来年もう少し縮まってくれるといいんだけど。いいんだけどというか、そうしないと。持続していけません。
そして、今日もご来店いただいたお客様、どうもありがとうございました。やはり地元の方中心となっていますね。励まされます。どうもありがとうございます。明日も静かに営業しています。よろしくお願いします。それではまた明日。おやすみなさい。