喫茶と読書 ひとつぶ

20210112

柏「雨の日の珈琲」さんと「Tribal Cacao」さんへ。どちらのお店も、開店からずっとお世話になっています。コーヒー豆やニブハニー、チョコレートの仕入れ先でもあるけれど、それ以上にいつも元気をもらっています。今日もコーヒーのこと、たくさん教えていただきました。こんなお店が生活圏の中にあるって、幸せなことだなあと思います。緊急事態宣言下ですが、コーヒー豆もチョコレートも、お家カフェタイムを充実してくれると思いますので、ぜひ行ってみてください。

柏でジュンク堂に寄ってから、税務署へ。確定申告をするためのIDを発行してもらいました。入り口のところにいろんな申請書類があって、何と無くもらってきてしまいました。しかし、よく考えると電子申請するつもりなので、いらなかったかも。今まで社会人としての人生はほとんどサラリーマンだったので、確定申告はしたことがありません。1回だけやったことあったけど、随分昔なのでよく覚えていません。今回は本格的なものなので、きちんとやらないと。

それからひとつぶに戻り、お昼を食べながら、コーヒーを飲みながらのんびり。買ってきた「文藝」をパラパラしていました。文芸誌を買うのは久しぶり。何十年ぶりです。今回は特集が「夢のディストピア」だったので、買ってしまいました。ディストピアのブックガイドに、前から興味があった『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』が入っていたのもポイント高かった。ビジネス書とかシステム関係のガイドに入るならわかりますが、この特集の中でピックアップされる、そんな視点が面白い。ますます読みたくなりました。

少し店内の片付けなどして、家に帰りました。のんびりした休日だった。家でも煮込みをしながら『文藝』を読んだり、バッハを聞いたり。お客様にレオンハルトという方のCDをお借りして、聞いています。ゴルトベルク変奏曲で、当時の楽器、チェンバロでの演奏です。チェンバロという楽器、とても硬質な音なのですね。お客様に、最初は耳慣れないので、あまり大きい音ではなく、流しておいて耳に馴染ませると良いですよ、とお伺いしていて、まさにその通りでした!電子音楽みたいな音。と言ったら笑われてしまうかな?長時間聴いていると、割とキンキンしてくる感じ。教えていただいた通り、小さめの音で流すことにしました。それから数回聞いていて、だいぶ耳も慣れてきた気がします。他のお客様にはグールドのものをオススメされていたので、そちらも聞いてみました。チェンバロの後のピアノは優しい。かわいい楽器なのですね。こうやって、一つの曲を、いろんな演奏家、ましてやいろんな楽器で演奏するという、その聴き比べができるというのがクラシックの醍醐味なんでしょうか。調べてみると、チェロのミッシャマイスキーという、昔テレビで見てすごいなあと思った人も演奏しているようで、こちらも聞いてみようと思います。

実は今水曜日の朝。これから仕込みやります。昨日のんびりしたから、寒いけど、元気です。寒いけど。それではまた今日の夜。これから気温が上がるみたいなので、お客様も来てくださるといいなあ。ではまた後ほど!