喫茶と読書 ひとつぶ

20201221

今日も静かに夜が過ぎていきます。

毎日こんな内容で読んでいる人もあまり面白くないかと思いますが、先週水曜日からの低空飛行は続いています。今まで、その原因をクリスマス前、お給料日前、寒さ、新メニューがない、というようなことかなと思っていましたが、もしかしたらもしかして、covid-19も関係あるのかなと思い始めました。それ全部をひっくるめてのことかもしれません。

お店をオープンしたのが7月で、いろんな人から、どうしてこの時期にということを聞かれました。私としては、もちろん狙ったことではなくて、先見の目がなかったのかもしれませんが、ことを進めていくと奴が追いかけてくる、という感じだったのです。とにかくこんなことになるとは、思っていなかったので、普通に進めていったらこうなってしまった。もともと、普通の飲食店ではないので、華々しくオープンということでもなかったし、静かに開店して、だんだん広まっていってくれたらいいなということは思っていました。

実際開店してみたら、自分のスキルのなさにびっくりして、今思うとあのタイミングでの開店はよかったのではないかとも思うのです。まだおっかなびっくりだった人の流れが、夏、秋と次第に活気を取り戻していき、私もその流れに乗って、お店をやっていくことに慣れていくことができました。売上の予測などは特にしていませんでしたが、思ったよりハイペースでこれたような気がしていました。お客様も、新規のお客様、リピートしてくださるお客様が混ざり合い、常連になってくださる方もいて、いい感じだなと思っていました。11月にはハラハラした時もありましたが、終わってみれば、いい数字になっていて、これを維持、できれば少しづつ増加、という感じで1年目を続けていければなという希望を持っていました。12月に入り、初めの2週はかつてないほどの安定ぶりでした。もともと12月は比較的お客様がくる月かなと思っていたので、その予測が当たったという風に受け止めていました。

それが先週の定休日明けの水曜日から、様相が変わりました。とにかくお客様がいらっしゃらない。もちろん以前に比べたら来ていただいているのですが、そこはもう基準が上がっているので、不安になります。それでも日毎ではなく、週単位、月単位でものを見ないと、ということは思っているので、まだなんとも言えません。クリスマスの特別スイーツなんかもできなかったし、努力も足りなかったかも。それにしても?と思いつつあります。

医療の現場は非常に危険な状態にある、ということが発表されました。また、イギリスなどヨーロッパでウイルスの変異がみられるとの報道もありました。不安です。お店の経営も含めて経済も心配、そして自分が感染してしまったらどうしようという不安です。今年の初めからの国の施策を見ていると、とても頼りになるようには思えません。

ひとつぶに関しては、covid-19はプラスマイナスゼロなのかなと思っていました。もちろん以前より出歩いたり、お店に入る人は減っている。でも、在宅ワークが多くなり、常盤平、松戸近辺に人がいることが多くなっているのではないか。ゆっくり仕事をしたりくつろいだりする場所を求めてる人も増えているのではないか、と思うからです。会話がないお店ですので、感染の危険も他の飲食店より少なくなります。だからプラマイゼロかなと思っていたのです。でも、ここのところの感じが、この第3波が理由なのだとしたら、この半年やってきたことをふいっと消されてしまうような、そんな感じがあります。

明日は定休日です。ゆっくり休みます。そして12月の最後の週が始まります。

本日ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございます。とても良い時間をいただきました。ありがとうございました。

ブログは明日も書きますね。それでは今日はこれで。おやすみなさい。