喫茶と読書 ひとつぶ

20201210

12月も1/3終わっちゃいましたね!すごいすごい。

今日本屋さんでアンドプレミアムの「ひとりのじかん」をざざっと見て来ました。なんとなく買わなかったんですが、本とか映画とかが紹介されていて、一人の時間の過ごし方がたくさん載ってました。その中に、会話禁止の喫茶店に行く、というページがあって、fuzkueさんとアール座が紹介されていました。うん、やっぱりという感じです。

ひとつぶに戻って、掃除しながら、「ひとりのじかん」ってオープンする時にすごく考えたなあと思い出しました。「喫茶と読書」なので、本を読むための空間、という気持ちはすごく強かったんです。でも、それだけにはしたくなかった。本も読むし、調べ物や勉強もできる、もちろん手芸もできる、ぼんやりもできる。それはお客様が決めることで、店が限定することではないなと思っていました。ただ、ルールだけは守ってもらいたい。

緊張感はあってほしいけど、ピリピリしたくない。何かに集中するのを妨げるから。リラックスした中で、ぐうっと深く入っていくような、そんな時間の過ごし方。それが娯楽であっても仕事であっても、楽しく過ごしてほしい。そういうひとりのじかんを過ごしてほしい。ひとつぶを始めた時のイメージです。

お客様を見ていると、本当にいろいろな過ごし方がある。絵を描いている人もいるし、イヤホンで何か聞きながら見ている人もいる。手紙を書いている人もいるし、もちろん本を読んでいる人もいる。窓から駅の風景を眺めている人もいる。それでいいなと思うのです。そういういろんなひとりがいて、ひとつぶは成り立っている。

今日も来てくださったお客様、ありがとうございました。遠くから来てくださった方、いつも来てくださる方、みなさんがひとつぶでの時間を満足してくださったら、嬉しいです。明日も良い1日でありますように。おやすみなさい。