喫茶と読書 ひとつぶ

20201106

朝から寒くて、オーブンを使ったら暖まるかなと思ったのですが、それほどでもなく。まだ11月始まったところなのに。そんな時、湯たんぽ使ってみました。これがいい!お湯を入れたては全然なんですが、膝に載せているうちに、だんだんポカポカに。熱い!というのではないので、とてもいいです。本を読んでいるうちに、寒くなってきた方、ぜひ使ってみてくださいね。お声がけいただければ、お持ちします。

昨日、今日でちょっと止まっていた本を読了。

星野智幸『呪文』タイトルの通り、言葉の恐ろしさ。誰でも付け込まれやすいタイミングはある。悪いものはそれを見逃さない。ディストピアものかなと思ったら、そういうわけではなかった。2015年の作品なので、SNSの現実をいち早く捉えていたのでは。

小川洋子『まぶた』表題作の「まぶた」「バックストローク」「匂いの収集」が面白い。特に「バックストローク」はすごいと思った。小川洋子の描く身体は常にパーツになる準備をしている。この他に『刺繍をする少女』も読了。こちらの短編集はあまりピンと来なかった。小川さんの作品は、もう一度全部ちゃんと読み返そうと思っている。

しばらく読めていなかったので、なんだか貪るように読んでしまった。並行して今福龍太『身体としての書物』東千茅『人類堆肥化計画』。今福さんの方はもうすぐ終わってしまう。堆肥化計画はこの間青山ブックセンターで買ったもの。タイトルを読んだ時にビビッときて、欲しくなった本。まだ数ページしか読んでいないけれど、生命力凄い、という感じがする。

今朝野菜を買いにテラスモールに行ってきました。そうしたらむかごが!ついつい買ってしまいました。ひとつぶでは出す場面がないかもです。王道は炊き込みご飯みたいですね。バター炒めも美味しそうなんですが。閉店したあと、料理しようかなと思ったのですが、カレーの仕込みをしてしまったので、今日はやめました。なるべく早く食べたほうがいいんだろうけど。

本日もご来店いただいたお客様ありがとうございました。遠方からもきていただき、嬉しかったです。明日もお客様がきてくださいますように!どうぞよろしくお願いします。それではお休みなさい。