喫茶と読書 ひとつぶ

20201104

今日はだいぶ前から行くところを決めていました。蕪木さんです。

御徒町、田原町、蔵前などから歩いて15分くらいかな?私たちは御徒町から歩きましたが、そんなに遠くはなかった。途中、結構大きい公園があって、たくさん子供達が遊んでいました。久しぶりに見たような気がする。子供が公園で大勢遊んでいるところ。公園をすぎてからは割とすぐ。1本入った感じのところです。知らなかったら、絶対見つけられない。

ドアを開けて、すぐは物販と会計の場所で、階段を登って2階のお店へ。その階段の景色や、短いんだけど廊下とかの雰囲気がものすごく素敵です。そしてまたドアがあり、開けると喫茶室。カウンターと3つほどテーブル席。テーブル席に座りました。背後に薄い白いカーテンがかかった窓があり、そこからやんわりと日差しが店内に。お日様が陰ると、店内もほんのり暗くなります。それがとても心地よく、いろんな表情を感じました。

私はコーヒーとチョコレートをいただきました。どちらも品があり、とてもとてもおいしかった。コーヒーは透き通った味がしました。遠くからでしたが、コーヒーを入れる仕草も、とても美しく、素敵でした。淹れてくださったのは女性でした。途中、多分蕪木さんご本人が上がっていらして、常連さんらしき男性とお話をされていました。静かな美しい店内で、時間がゆっくりとすぎてゆき、感動しました。

ひとつぶもとてもいいお店だけど、まだまだよくできるし、何より私の所作をもっと美しくしていきたいと思いました。凛としたい。そんな風に思いました。

蕪木さんを出て、表参道へ。青山ブックセンターへ行きました。本当は駒場東大前でアイヌの手仕事の展覧会を見よう、とか、ボーナストラックに行こうとか行っていたのですが、なんだか疲れてしまって、山手線の外へ出る元気がなかった。そこで、一度行って見たかった本屋さんへ行ったというわけです。ここで小一時間過ごしたでしょうか。あれもこれもと欲しくなるのをおさえて、2人で5冊購入。満足はしたけど、まだまだ読みたい本はたくさんあるなと思いました。ここに毎日来れるような状況だったら、破産しちゃいますね。

蕪木さんは火曜日定休なので、なかなか行けないのですが、機会があったらまた絶対行きたい。今度はカウンターに座りたいです。本当に素晴らしい。良い1日でした。