喫茶と読書 ひとつぶ

20201025

10月最後の日曜日。晴れましたね!気持ちよかった。で、また調子に乗って窓を開けていたら、だんだん冷えて、窓閉めました。日が当たるわけではないので、そうですよね。空気はしっかり冷えてきてますから。

そんな中、アップルパイを焼いてみたのですが、これまたせっかちな性格が災いし、ひっくり返しました。まだ熱いのに、型から早く外したくて。写真用のピースも取れないくらい上部が破壊されました。とほほ。しかし、もっと悪いことに、味がイマイチ。まずくはない。でも、思っていたのと全然違う。紅玉が思ったより酸っぱいですね。りんごのデザート、もう一度考え直します。

cafe snapさんの記事もあって、読書週間も影響あったのかな?10月の初めはお客様にもたくさんきていただいて、調子よかったのですが、ここにきて、新しいスイーツもできていないし、ひとつぶ静かな感じです。このままではいけない気がします。せっかく本当の読書週間なのに!

でも、あんまり焦らずにじっくりやっていこうと思います。焦ると、今日みたいにパイをひっくりかえしちゃいますからね。開店直前だったので、そのあと階段を降りて灯りをつけて、ひとつぶに戻る途中、自分の頭をガツンガツンしちゃいました。「なんで冷えるまで待てないの!」でも、結果的には味のところでつまづいていたわけで、ひっくり返ったのはむしろよかったのかもしれません。それにしても、りんごよ。もうちょっとこっくりさせたい。

今日は恒例の「ディスカバー・ビートルズ」NHK-FMを聞いています。Mother should know。和田唱最高。そうなんですよ。ポールは本当にすごい。ステージが違うんです。

そして今日、小川洋子さんの『凍りついた香り』。すごくよかったです。この失われた大切なものへの眼差しシリーズ?って言っていいのかな?ちゃんと検証していないけど、この感じが好きなんです。そして途中に出てくる亡くなった恋人の残した言葉たち。これが美しい。頭の中で言葉のご馳走をいただきました、という感じです。下品な例えしかできなくて恥ずかしい。

並行して、今福龍太さんの『身体としての書物』も読んでいます。これは講義を本にしたっぽいですね。割と読みやすいかもしれません。こちらはボルヘスのところ。

そしてラジオで、ホワイトアルバムきました!特集してください。この音楽のカタログのようなアルバム、すごいんですよね。そうです。このアルバムのポールは深い、確かに。そして広いと思います。なんでもできちゃう、どれでもトップなんです。と、私は思っています。来月もポールだ!やった!和田唱ありがとう!

いろんな話をまぜこぜですみません。私の頭はいつもこんなふうにごちゃごちゃなんです。

本日もきてくださったお客様、ありがとうございます。SNSでも応援してくださり、嬉しいです。明日も頑張ります。もしかしたらコート掛けを付けられるかもしれません。ハンガー買わないと。ではではお休みなさい!