喫茶と読書 ひとつぶ

20260529

今日はびっくりするくらい静かな1日でした!昨日のことがあったので、今日は結構意気込んでいたのですが。2日間足して2で割ると、まあそんなとこ?って感じなので、単に昨日にお客様が集中しただけだったんですね。それはそれでよかったんだと思います。

そんなんだったので、今日は本を読めました。今日から読み始めたのですが春秋社のアジア文芸ライブラリーの新刊です。『シュグデン』。モンゴル現代文学です。帯によると「僧院で起きた不可解な銃撃死、民族の記憶と信仰の深奥に迫る壮大な物語」です。まだ導入のところですが、言葉や人名がまだしっかり頭に入っていなくて、進めてません。モンゴルというよりは、中国のモンゴル寄りのところの物語で、文革の話などが結構出てきています。こういう物語を読んでいると、日本という国がたぶん、世界でも珍しいくらい凹凸がないというか、平和な国なんだなということを感じます。国の中で民族のせめぎ合いみたいなものがないですものね。それだけに鈍感なところがあるんだと思います。

前にもこのアジア文芸ライブラリーのことは書いたことがあると思いますが、このシリーズは毎回楽しみにしています。全部はもちろん読めていないのですが、中に入っていたパンフレットを見ると、いくつかまだ読みたいものがあります。

この本を読む前に昨日読了したのですが、『天皇への敗北』という新書を読みました。國分先生の新書だったのですが、タイトルに惹かれて書いました。とても刺激的な本で、いくつか興味深いトピックがあったのですが、その中で日本が第二次世界大戦の反省ができていない、迷惑をかけたアジアの諸国に謝罪ができていない、という問題が取り上げられていました。「戦後」ですらないんだな、というのが感想です。そういう感想とアジア文芸ライブラリーの小説たちは、同じ線上にあるような気がするのです。

さて、それでは帰ります。また明日もよろしくお願いします。おやすみなさい。