喫茶と読書 ひとつぶ

20210426

これ新しいマックで書いています。まだ慣れないのでなんだか変な感じ。キーボードのタッチはいい感じです。前のマックは11インチだったので、ちょっと大きくなった感じ。画面は相当大きいのでは。11インチはちょっと横長だったのです。キーボードも前より大きくて、少し戸惑いますね。新しくていいけど、古い子はやっぱり自分に馴染んでいたんだなと再認識。10年近く一緒に居たんだもんなあ。といっても、メインで使い出したのはここ5年くらいかも。その前はMac miniの方を主に使っていて、エアーはサブ機っぽいイメージだったのです。家から持ち出すようになってから、エアーがメインになりました。今度はこの13インチ。自分用にいろいろ変えていかないと、まだ人のを借りているような感じです。

今日は寒くなかったですか?ひとつぶはついにまたエアコンをつけてしまいました。薄着になっているので尚更です。こんな気温だと、まだヒートテック恋しいです。

『ルワンダ中央銀行総裁日記』読了。話題になっていただけあって、読み物として面白かったです。最近知った本だったので、この頃の話かと思ったら、なんと1965年の話でびっくり。昔の銀行マンってこうだったんだろうなあと、古臭いところが時代遅れな感じと、好もしい感じとありました。ルワンダという国のことはいまだによく知らないのですが、その当時アフリカに行って、中央銀行の業務をやるというのは相当なご苦労だったと思います。あまり書かれていませんが、家族の方も大変だったでしょう。

細かい金融のことはなんとなくしかわからないけれど、著者が、中央銀行の総裁として、ルワンダという国、そして国民をまず理解しようとしている姿勢が、素晴らしいと思いました。数字だけ上げていけば良いのではなくて、本当に国にとって大切なこと、必要なことをやること。それが使命だというのが伝わりました。これは頭では分かっていても、なかなかできないことだと思います。そして、自分はあくまで技術屋である、という態度も素晴らしい。技術屋だから、やれと言われれば、そのための計画を立て、実行するためにいろんなことを整える。でも、その方向性、理念はルワンダの国が、大統領が指示をしてください、ということ。誠に正しいのである。

書いておられる当人はそんなつもりはなかったのだと思いますが、ちょっと面白いところがありました。1966年に不穏分子による侵入という事件があり、それにより軍事費が予算を大幅に上回ります。その不測の事態に「茫然自失」した予算局長が、他省の予算超過を制止する「気力」を失い、12月の財政支出は巨額に達したというのです。いやいや、と思ったけれど、きっとそうだったんでしょう笑。

6年間の出来事をぎゅっと圧縮しているので、もっといろいろ大変なことがあったでしょうに。それでも、昭和の時代を生きた金融マンの生き様がとても清々しく、気持ちが良い本でした。

本日ご来店いただいた皆様、どうもありがとうございました。今日は初めてのご来店の方が多かったです。ありがたいことです。またぜひ来ていただきたいなあと思います。不安だらけではありますが、お客様が来てくださる限りは、ひとつぶは続いていきます。ありがとうございます。明日は定休日です。お店はお休み。ブログは明日もマックを触りますので、書くつもりです。季節の変わり目でもあり、ストーブなんかも片付けたいので、明日はメンテナンスを頑張ろうかと。予定です。そして、水曜日からは酒類のご提供ができません。また、GWですが、5/5までお休みなしで営業します。代わりに5/6にお休みをします。蔓延防止措置中ですが、感染防止をしながら、営業していきます。よろしくお願いします。それではまた明日。おやすみなさい。