喫茶と読書 ひとつぶ

20210425

昨日の興奮冷めやらぬまま、今日は仕込み頑張りました!ニュースとかを見ると、結構あちこち大にぎわいだったとのこと。緊急事態宣言前の駆け込み需要があったみたいですね。ひとつぶもちょっとそんなことだったのかもしれません。今日は普通のペースのひとつぶでした。それでも13時からラスト近くまで、切れ目ないいい感じの日でした。前だったら、このくらいでもあたふたしていたかもしれません。昨日くらいでも、あたふたしないくらい、色々知恵を絞っていきますので、よろしくお願いします!

さて、質問をいただいていました。私が本や読書にはまるきっかけとなった本はなんですか?はい、それは『スーホの白い馬』という絵本です。幼稚園、というか、保育園に行っていたんですが、何歳だったか覚えていないんですが、先生が読んでくれたんです。すごく感動して、泣いてしまったんです。もしかしたら、泣いたところは記憶を再構築しちゃっているかもしれません。それまで、本というものの存在に気がついていなかったと思うのですが、それから多分字を覚え、ガンガンと読むようになったのだと思います。『こどものとも』を毎月買ってもらって、それがすごく楽しみでした。保育園でもらってくるんですね。早く帰って読みたくて。幼稚園くらいの時のことって、そんなに覚えていないじゃないですか。私もあんまり記憶ないんですが、『スーホの白い馬』にものすごく感動し、悲しかったことはなんだか覚えているんですよね。小学生の時なんかに、もうちょっと記憶があった頃に、思い出していたんだと思います。今読んでも感動的で、赤羽末吉さんの絵も、とてもいいですよね。名作です。日本の昔話より、グリムやアンデルセンの方が好きなのに、一番最初に感動したのがモンゴルの話っていうのも、なんか自分らしいなあと思っています。

ナルニアもそうなのですが、小さい頃には買ってもらえなくて、大学に入ってアルバイトを始めてから自分で買いました。買っておいてよかった。今読んでみました。自分ではあんまり覚えていないんですが、赤羽末吉さんの絵が、ものすごくいいですね。お話に感動したような気がしているけれど、絵の力も大きかったんじゃないかなと思いました。窓際の席の下のバスケットに入れてあるので、よかったら読んでみてください。

質問どしどしお答えしますので、時間の紙でも、メールでもお寄せくださいね。

さて、本日ご来店いただいた皆様、どうもありがとうございました。今日もすうっと静かなひと時があり、至福でした。静かでいられるっていいですね。また明日も良い時間が過ごせますように。それではおやすみなさい。また明日。