喫茶と読書 ひとつぶ

20210412

今日はいいお天気の中、ちょっと常盤平散歩。昨日お客様から、緑の桜のことを伺って、さっそく見に行ってきました。御衣黄という珍しいものだそうです。枝垂れ桜の種類なんですかね。ゆらゆら揺れていました。芯のところが少し赤くて、可愛い。赤が強い花もありました。その他にも綺麗な花壇があったり、雑草も様々、花が咲いていました。また常盤平が好きになりました。良い街です。

さて、『白の闇』読了しました。この間読んでいた後から、結構えげつない展開になっていきました。阿鼻叫喚、ディストピアもこれ極まり、という感じです。不思議な小説でした。

内容はネタバレにもなってしまうので、おいておくとして、不思議なのは文体です。カギカッコがなくて地の文に会話が織り込まれているのです。そして、改行がほとんどなくて、文字の塊。時々作者なのか誰なのか、語り部が出てきます。急に語り出すので、え?という感じです。不思議な調子で話が進んでいきますが、設定自体が面白いので、全く飽きたりしません。その他にも、登場人物に名前がないのも不思議です。

『白の闇』はとてもデフォルメされた地獄絵図でしたが、今、このコロナの状況も相当悪くなっていますね。蔓延防止法は東京は今日からですよね。ニュースでは人の数は変わりないということでした。緊急事態宣言になったら、何か変わるのでしょうか?そんな気はしないですね。

本日ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。また今日も少し寒くて、すみませんでした。エアコンをつけるタイミングが遅かったですね。すみません。さて、明日は定休日となります。また、今週の週末は土曜、日曜とも臨時休業です。よろしくお願いします。それではお休みなさい。明日はブログかけると思います。また明日。お店は明後日です。おやすみなさい。