喫茶と読書 ひとつぶ

20260618

帰ってきました!長い旅だった。今日は静かな日でしたが、現場に復帰した手の私にはとても優しい1日でした。長く休むと、開店がいつもにまして怖いです。

さて、今回の長旅、中2日は奈良への旅行でした。1日目はVOLAのライブだったのです。そして最終日は愛知県豊田市の美術館に行ってきました。そんな、音楽も旅も美術もと、欲張った4日間だったんです!

そしてなんとなんと、直前になって判明したのですが、ライブの前に秋山あゆ子先生の『ありのこリーこ』の原画展に行けて、しかもご本人がいらっしゃるとのこと。随分お会いしていなくて、この機会を逃してはならぬ、と原宿のギャラリーへ伺ってきました。最近表参道には行くことはあるのですが、原宿は久しぶり。この二つ、近いようでいて全然違いますね。原宿は本当に人がたくさんいました。土曜日だったですしね。

ギャラリーでは無事ご挨拶もできたし、原画もゆっくり見ることができました。とても鮮やかで美しかったです。この絵本はひとつぶの入り口に飾ってありますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。子どもの心になりますよ。一枚一枚の絵の中に細かく敷き詰められている小道具が、もう、たまらないです。お話もね。私もお姉ちゃんだったから、何となくわかります。赤ちゃんが泣いていても、上の子をかまってあげなさい、と母に言われたこともあります。それでもどうしても赤ちゃんは手がかかるから、上の子は寂しいんですよね。

さて、そして奈良。実はトラブルを私が起こしてしまいまして、1日目の午後はほとんど何もできませんでした。この日は明日香村の観光をする予定だったので、とても悲しかったです。娘に悪いことをしました。それでも、奈良駅周辺に帰ってきてから、奈良旅行の一番の目的、LOSTAGEの五味お兄さんのお店、throat recordsに行きました!15分くらいしかいなかったと思うけど、このお店に行けて、お兄さんとお話しできて、1日が報われました。本当に、奈良にちゃんとお店がありました。とても忙しそうでした。

翌日は法隆寺へ。これが意外と感動。人もあまりいなくて、静かな佇まいの世界最古の木造建築。日本で最初の世界遺産。年月の重みを感じました。月並みだけど。中学生の時も来ているはずですが、何でそういうことを感じなかったんだろう。暑くてだるかった思い出しかないんです。中宮寺にも行って、半跏思惟像を拝観してきました。隣に飾ってある、聖徳太子の奥様の手による刺繍された布(複製)が、とても綺麗でした。お月様にウサギがいました。

そして最終日の豊田市美術館。櫃田伸也さんの展覧会です。多分この展覧会の告知で知って、曲線さんのSNSで展覧会のカタログが手に入ることを知って、入手して、という数ヶ月だったのですが、豊田市美術館、名古屋からも1時間以上かかるところで、行くのは諦めていました。ところが、奈良への旅行の日程を考えているときに、あ、行けるじゃん、ということに気がついたのです。娘とは新幹線でお別れして、一人名古屋へ。翌朝豊田市に向けて出発しました。

皆様は名古屋周辺で、朝のラッシュにあったことがあるでしょうか?私は初めてでした。すごかった!東京よりすごいんじゃん?というくらいすごかったです。名古屋駅から東山線という地下鉄で一駅乗るのですが、名古屋駅の改札の前後に長蛇の列。時間を調べて行ったのですが、15分くらい早めに着いたなあと思ったら、結局乗ったのは10分後くらい。改札の前からホームまでぎゅうぎゅうの人だったのです。伏見駅で降りましたが、その後の電車も結構人がいて、寝てしまったのでよくわからないのですが、多分学生さんかな。名古屋恐るべしですね。前に行った時も、名古屋って人が多いなと思ったのですが、今回はそれは確信に変わりました。そして豊田市に到着。私、田舎の駅を想像していたのですが、柏より全然都会というくらい、大きな駅でした。トヨタのお膝元ですもんね。

豊田市美術館は、調べていた時からその建築も素晴らしいなと思っていましたが、アプローチの木陰を出た途端に、広々として美しい風景でした。谷口吉生さんの設計です。緑の石がとても印象的でした。美しかった。

そして、櫃田さんの展覧会。本当に素晴らしかったです。やっぱり現物を見てよかった。カタログではわからないこともたくさんありました。あんなに小さな花がたくさん描かれているなんて思わなかった。青も本当に美しい色でした。スクラップブックも複製をめくって見ることができて、楽しかった。カタログにない作品もあって、小さな作品は特にすごく愛らしかったです。

ざざっと書き散らしてしまいました。夢のような4日間でした。明日香村、リベンジしようと娘と誓いました。今度は『日出処の天子』の聖地巡りってことで。それでは帰ります。また明日もよろしくお願いします。おやすみなさい。