喫茶と読書 ひとつぶ

20260419

もう今日は4月19日なんですね。終わってしまうじゃないですか。1年の1/3がもう終わりそう。早すぎます。

夜になって、少し静かな時間が来ましたので、このところ読んでいる本を少し読み進めました。『ハンナ・アーレントのように考える』です。ハンナ・アーレントについては、すごく興味があるものの、『人間の条件』で挫折して、なかなかちゃんと読めずにいます。この本はトランプが大統領になった時に、『全体主義の起源』がAmazon USのベストセラーに躍り出た、という書き出しでした。アーレントの時代と、現代と行ったり来たりする視点というのが面白そう、これなら読めるかも、という感じで購入したものです。今半分くらいまで来ていますが、わからないところも多数ですが、なんとか進んでいます。最初はエッセイ的なものなのかなと思いましたが、アーレントの生涯を辿って、現代とも絡めていく、という、読み物としても面白い構成となっています。今はアーレントが『全体主義の起源』を書き終えて、ヨーロッパに半年戻ったところです。瓦礫となった祖国ドイツを眺めるアーレント。「アーレントは故郷に帰ってきた気がしないというより、さまざまな世界と時代の狭間、事実と虚構との狭間にある無国籍の新たな空間。つまりもうないとまだないのはざまに迷い込んだように感じた。」

この本を読んでいると『全体主義の起源』を読んでみようかなという気持ちになります。でも絶対にそんなに簡単に読めるものではないんですよね。というか、多分読みきれない。絶対。悲しいなあ。もっと明晰な頭が欲しいです。

さて、それでは帰ります。明日の仕込みとお休みの間の仕入れや仕込みのことで頭がいっぱいになってしまう凡庸な人間です。それではまた明日。おやすみなさい。