喫茶と読書 ひとつぶ

20260206

こんばんは!明日は寒くなるようですね。さっき見たら、ついに雪マークもついていました。夜中なので、関係ないと言えばないけど、日曜日の出勤が心配です。仕込みのことも頭に入れておかないと!

さて、今日は2冊の本を読み終えました。1冊はこの間から読んでいたフィリピンの作家セシリア・マンゲラ・ブレイナードさんの『虹の女神が涙したとき』。これは本当に面白かったです。後書などによると、自分の少女時代のことが投影されているみたいです。スペイン、アメリカ、そして日本に占領され翻弄された人々の物語です。日本に対しては完全に敵と見做しているのですが、アメリカに対する姿勢が、人によって違っていて、アメリカが日本に対抗して自分たちを守ってくれるだろうという人と、アメリカも敵である、と捉えている人です。年齢や立場によってその捉え方は違うのでしょうが、それに対してもう一つ軸になるのがフィリピンの神話の話です。それがタイトルにもなっているのですが、この第三の道に、希望が見えるような気がしました。

そしてもう一冊は寿木けいさんの『わたしの美しい戦場』です。これは寿木さんが山梨に移住して、宿を始めるのですが、その生活の中での雑感をひと月ごとにレシピも交えて書かれているものです。自然との関わり、お子さんとの交流、宿にやってくる人たちとのやりとりなど、たくさんのことが書かれているのですが、寿木さんのとても真面目な姿勢がとても素敵でした。そして、見習いたいなあと思いました。ひとつぶは宿ではないけれど、数時間をお客様が楽しく過ごせること、行ってよかったなと思って帰っていただけること、まだまだやれることがあるのではないだろうかと、考えさせられました。

それでは帰ります。明日は皆様暖かくしてご来店くださいね。おやすみなさい。また明日。