20250130
今日は寒いですね?20時くらいからすごく冷えているような感じがしました。キッチンには暖房がなくて、それでも動いていると暑いくらいなのですが、今日は寒さを感じました。カーディガンを羽織ればいいんですけどね。去年か一昨年くらいまでは、キッチンにも自分専用の膝掛けを置いていて、座っている時には足をくるんだりしていました。この冬はあんまり必要なさそうです。そう、極暖も出番がありませんでした。このままいけるのかな。でも日曜日にだいぶ冷えるみたいですね。雪も降るかも。嫌ですね。
さて、このお休みは結構バタバタしました。火曜日は仕入れ、水曜日は仕込みでほとんどの時間は終わっていますが、火曜日には夜に娘と待ち合わせをしていました。新宿の紀伊國屋で会ったのですが、二人でいろんな本を見て、楽しかったー。娘には本当に感謝です。
さて、そして水曜日ですが、演奏会に行ってきました。演奏会、そう、ライブではないんですよ!現代音楽の演奏会です。プラットホームという、現代音楽のさらなる普及と、若手作曲家・演奏家の活動と研鑽の場となることを目指して設立された団体によって、開催されました。すごく硬い文章になってしまいましたが、それはチラシから抜粋しているからです。自分の言葉では説明できなくて、すみません。お客様で波立裕矢さんという作曲家の方がいらっしゃいまして、その方が設立のメンバーとなっています。以前から波立さんの音楽を聴きたくて、今回はお店のお休みと重なったので、伺うことができました。
まず、最初のプログラムが始まって、音が鳴り始めた時に気がついたのですが、こういう演奏会、私は初めてでした!オーケストラは学校でも聴きに行ったことがあったような気がするし、昔くるりというバンドがオーケストラの編成でライブをやってことがあったりしました。でも、今回はバイオリン、ビオラ、チェロ、ピアノという室内楽公演で、小さなホールでした。そういう演奏会は、参加したことがなかった。まず、一つ一つの楽器の音の美しさにびっくりしました。昔、ヨーロッパでは貴族が自分のサロンでこんな感じで音楽を聴いていたんですよね。それはものすごい贅沢、と思いました。いつもロックの歪んだ音ばかり聴いているからか、天にも昇るとはこのこと、というくらいいい気持ちでした。1曲目は特に、現代音楽といっても、比較的古典的な曲だったのかもしれません。
3曲目が波立さんの曲で、これがものすごく良かったです。とても美しくて、途中はちょっとジャズみたいな感じで楽しかったです。いや、こんな感想しか書けないのが情けない。断片的にホッとするような和音みたいなのがあって、聴き慣れた音というのかな、そういうのって安心感があるんだなあと思いました。こんな音楽を創り出せるって本当にすごいことですね。改めて尊敬です。またこの曲『月に憑かれた二人、セレナーデ』聴きたいです。
2曲目と4曲目はフランスの作曲家の作品で、こちらは「現代音楽」という感じで、刺激的ではあったものの、ちょっと疲れを感じました。これも慣れなのかもしれないけれど。楽器の音っていろいろあるんだなあと、思いました。これも目で見ているからこその感想なのかもしれません。
すごくいい気持ちでホールを出たら、スカイツリーが枯れ枝越しに見えました。それがすごくその時の気分にマッチしていて、美しいなあと思ってシャッターを切りました。それが今日の写真です。露出時間が足りなかったのか、ちょっと不思議な感じに写っていますね。楽しかったー。やっぱり音楽は生で聴くのがいいな、と思った次第です。
さて、それでは帰ります。一昨日も昨日も夜更かししてしまったので、すごく眠いです。また明日もよろしくお願いします。おやすみなさい!