喫茶と読書 ひとつぶ

20240520

わーい!今日は月曜日でしたが、お客様がたくさん!控えめに仕込みしたものは、ほとんどなくなりました!ありがとうございます。こんな日もあるんだなあ。だから余計難しいですね。今日ももう少し仕込んであったら、と思わないでもなかったです。でも、欲張り、無理はダメだからね。

さて、わたし今朝思いついてしまったのです。本をいろいろと紹介したいと思いながら、自分が読むペースは遅いし、読み終わってもろくな紹介もできないし、と鬱々していました。が、せっかく毎週紀伊國屋パトロールしているのだから、目についた本とか、買いたいけど思いとどまった本とかをここで紹介して見たらどうだろう。あと、私は主にXで本の情報をとっています。たくさんの本屋さんのアカウントをフォローしているのです。気になる本の紹介があったときは、必ずブックマークすることにしています。紀伊國屋でウロウロしている時も、そこから確認したりしています。それもここで紹介したらどうだろうか。

というわけで、今週チェックした本をいくつか紹介してみたいと思います。

【復刊】『バレンボイム/サイード 音楽と社会 新装版』 パレスチナとイスラエルの音楽家を招き、ともに学んだワークショップの話など、境界なき作曲家と思想家が、音楽と文学と社会を語り尽くす。5/16刊【書物復権】

https://x.com/misuzu_shobo/status/1790941084321038401

サイード先生の名著復刊です。読んでみたい気もしたけど、音楽のこともあまり知らないし、無謀な挑戦になりそうなので、なかなか手が出ないかもしれません。でも書店ではきっと手には取る。

【見本出来】森元斎『ただ生きるアナキズム』の見本が届きました。国家や資本主義が私たちの欲望を制限する現代、「ただ生きる」ために何をすべきなのか、何ができるのか。日常にあるアナキズムの可能性を活写する、縦横無尽のアナキズム論が登場! 5月23日出荷開始です。

https://x.com/seikyusha/status/1790916868343222625

今月の『世界』で高島鈴さんもご紹介くださった本です。これは読んでみたい。文体が馴染むかどうかがポイントかもです。

イザベラ・バードのハワイ紀行

イザベラ・バード/平凡社 『日本奥地紀行』で知られる女性旅行家の「旅」の原点。火山や激流に挑む驚くべき冒険の数々、先住民との交流や原生自然の貴重な記録が、1873年のハワイ王国にタイムスリップさせてくれる。

https://x.com/bokenbooks/status/1790629686479122799

こちらはいつも素敵な本を紹介してくださっている冒険研究所書店さんの投稿です。新刊ではないかもしれませんが、ハワイの紀行というのが心惹かれます。旅とか島とかいすごく弱い。

【5月27日(月)発売】 ジャック・デリダとポール・ド・マンのテクストに真摯に向き合いながら織りなす、わたしたちの生と切っても切り離せない、「読むこと」の省察と実践。 宮﨑裕助『読むことのエチカ ジャック・デリダとポール・ド・マン』

https://x.com/seidosha/status/1792354552186061095

これは完全に背伸び。手に取ってもため息をついて戻してしまうだろうな。装丁が素敵です。

ちょっと固めの本ばかりになってしまいました。もうちょっとわかりやすいリンクの貼り方ありそうなんですけどね。今回はこれで勘弁してください。紹介文の下のリンクをクリックすると、Xに飛びます。4つのうち3つは出版社の投稿でした。

さて、話は変わって、次の木曜日からのメニューは、カレーはチキンカレー、スープはポタージュにしようと思っています。野菜は何になるかはお店に行って決めますね。木曜日のSNSに書きます。おやつは引き続きのキャラメルナッツタルト、プリン、スコーンです。

それでは今週もありがとうございました。また木曜日に!