喫茶と読書 ひとつぶ

20240412

こんばんは。今日はいよいよ静かな1日だろうと思って、グレイバー先生を復活させました。前にちょっとわからなくなっていたのですが、なんとなく持ち直して頑張って読んでいました。6章がいよいよ終わりそうです。わかったようなわからないようなですが、今日読んだところで、ちょっとハッとしたのは、贈与交換では、送り手も受け手も実際よりも自由で自律的なふりをしている、というところでした。それがなんなのか、とかは聞かないで!ハッとしただけなので!

こんな感じで読んでいますが、1月からだから、もう3ヶ月は経ってしまったんですね。目標は6月中に読み終える、ということにしよう。半年か。すごいなあ。半年かかって読むのはいいとして、どこまで理解できるかですよね。はあ。まあ、頑張ってみよう。

そんな合間合間に先週は結構いろいろと読んでいて、『哀れなるものたち』の原作も読みました。これはすごく面白かったです。そして、あっと驚く仕掛けもあって、映画とはまた別物でした。私はあの映画はとても愛おしく感じでいるので、原作と違っても別に構わないけれど、原作って一体何?という気にはなりますね。日本語だと、原作と原案は違うけれど、英語だとどうなんでしょう。今回の場合は原案の方が相応しいのかもしれません。

他には小川公代さんの『ケアの倫理とエンパワメント』も読みました。これはまだ未消化です。第1章はウルフについてで、すごく納得、面白い、と思ったのですが、第2章、3章と、頭に入ってこなかった。再読しようと思っていますが、ちょっと後回しかな。

今日はグレイバーデーと思いましたが、夕方に意外とお客様もいらして、バランスの取れた1日になりました。また明日も頑張ろう。それではおやすみなさい。