喫茶と読書 ひとつぶ

20240411

何だか今日は忙しかったです!ちょっと多めかなと思うくらいの仕込みでしたが、いい感じになくなってしまいました。それにしてもレモンメレンゲパイ。今日はかなり早い時間に終わってしまいました。なんとか2台焼けたらね、と思いましたが、焼いたところで保管するところがない。詰んでます。このままレモンメレンゲパイ屋さんになってしまってもいいくらいですね。みなさんに召し上がっていただけなくて、本当に申し訳ないです。今年はもうすぐ終わりになりますが、また来年もやりますので、よろしくお願いします。

さて、一昨日『オッペンハイマー』を見てきました。3時間越えの長い映画なので、寝てしまうのではないか、と思いましたが、若干眠くなったところはあったものの、ほぼ寝ないで見られました。結構面白かった。クリストファー・ノーラン監督ということで、難しいかも、でもストーリーあるものだしな、と思っていましたが、そう、オッペンハイマーのことはなんとなく知っていたので、大丈夫でした。ただ、オッペンハイマーの物語ともう一つの物語があって、そちらの方は全く知らなかったので、それをうっすら知っていたらもっとわかりやすかったのかもしれません。

オッペンハイマーについて、見る前は少し同情的な気持ちもあったのですが、見終わってよく考えてみると、そんなにいい人でもないし、彼の周りで蠢く人たちも、打算だったり思惑で動いている人もいて、人間というのは愚かしいものなのだな、と思ったのでした。コロナの時も、科学者と政治家が並んで記者会見などをやっていて、科学者は見解を示すけれども、結局最後は政治的判断がされてしまって、それでいいのだろうかと思いました。そのことを思い出しました。

私は普通のバージョンで見たのですが、IMAXとか、音響の良い方がより楽しいかもしれません。何回か音でビクッとするところがありました。

広島で、長崎で起きたことを私たちは知っていて、それであの映画を見るので、どうしても脳裏にそのことはよぎりました。直接的に日本の映像は出てこないのですが、想像で補ってしまうので、兵器の恐ろしさを感じました。でも、原爆のことをあまり知らない人が見たらどこまで理解するのか、それはちょっと疑問かもしれません。

さて、それでは帰ります。明日は雨ですか?週末はすごく暑いみたいですね。冷たい飲み物のバリエーションがないので、困りました。それではまた明日。おやすみなさい。