喫茶と読書 ひとつぶ

20240309

今日も忙しかったです。ありがたいことです。朝、仕込みをしているときに、なんだかスースーするなあと思ったら、すごい風が吹いていたんですね。窓もガタガタいっていて、一瞬地震なのかな?とも思ってしまいました。今日の早朝にまた地震があったんですよね。私はといえば、ぐーぐー寝てました。怖い、とは思いますが、なんの備えもしていないのです。これダメな人の典型ですね。私の願いはただ一つです。ひとつぶの営業時間中だけは避けてほしい。お客様に何かあったらと思うと、とても怖いです。

これも仕込みをしながらなんとなく聞いていたのですが、昨日は国際女性デーだったんですね。そのテーマでラジオで対談をしていて、どんな方なのかとかはちゃんと聞いていなかったのですが、なんとなく心に残る話がありました。それは、例えば7人の男性と1人の女性が会議をしていたとして、もちろん対等な立場で出席はしているのだが、その女性は意見を言う時に、7対1ということを意識してしまい、萎縮してしまう可能性がある。だから、人数を合わせるというのは必要なことだ、というものでした。

私は理想として、男女同数、と機械的に人数を決めるよりも、実力で図って出席者なり、合格者なりを決める方がいいと思ってきました。でも、確かに上記のようなことって想像できるし、説得力もあると思います。だから、クオータ制というようなことが言われているのかもしれません。クオータ制というのは

人種や性別、宗教などを基準に、一定の比率で人数を割り当てる制度のこと。クオータ(quota)とは、ラテン語に由来する英語で「割り当て、分担、取り分」などの意味である。

wikiをコピペしました。

会社の役員とか当選議員の男女比率などをこのクオータ制にすることで、現状不利な女性の地位を向上させていく、ということのようです。しかし、これは実力とは別なので、男性には不利に働くこともあるわけです。

理屈では理解したのですが、なんだか絶望感が生まれました。これって、絶対に越えられない壁があるということなんだなと思ったのです。最初から、違うということを認めて、その上でやりましょう、ということなのかなと思います。性は今や男と女だけではないのに、振り出しにもどってしまった。でも、きっと振り出しではないんですよね。違うものは違う、だからお互いに尊重しよう、ということですね、きっと。絶望ではない、はず。

さて、それでは帰ります。最近閉店後のこの店内が、はじめは暑くて、エアコンを消してしまうのですが、このブログを書いているうちにどんどん冷えてきて、今はとても寒いです。それではまた明日。おやすみなさい。