喫茶と読書 ひとつぶ

20240222

今日は寒かったですね。でも、ストーブをつけるほどではなかったような?明日のほうが寒いのかもしれません。雪マークは消えたみたいで良かったです!

さて、火曜日、観てきました『哀れなるものたち』。ものすごくよかったです。寝てしまうのではないかと心配していましたが、それどころではなく、終わってしまうのが残念でした。この映画のいいところはたくさんあって、ストーリー、役者、音楽、美術、衣装。アカデミー賞に何部門もノミネートされるのも頷けます。私はその中で、とにかく衣装と美術が良かったです。エマ・ストーンの衣装が全て可愛かった。色もきれいでした。途中でふと思いましたが、成長とともに、スタイルも変わっていったような気がします。リスボンの街も楽しかった。船のシーンもきれいでした。馬車と見せかけて車、というのも面白かったし、体が犬で頭が鳥、みたいな変な動物たちも可愛かった。目に入ってくるもの全てが美しい、という感じです。

ストーリーといえば、事前にエロ、グロ、という評価をずいぶん観たのですが、私はそれほど感じませんでした。確かにグロいものもあったけれど、そこまでではなかったし、エロに関して、ちょっと心配したのですが、全くエロではなかったです。むしろスポーツみたいで元気いっぱいで楽しかった。性描写は確かにたくさん、というか、そこから彼女の冒険が始まるので、前半はそればっかり、という感じです。

見る前に調べていた時に、この映画を見る人にはこれがおすすめ、みたいなので『ララランド』のDVDが出てきて、私は本当に何も知らなかったので、なんで?と思っていました。それがエマ・ストーンだったんですね。『哀れなるものたち』のビジュアルを見ても、全然気が付かなかったです。すごく良い演技でした。成長していく様を、見事に演じ切ったのでは。

エンドロールもとてもきれいでした。ハリウッドのエンドロールが長くてうんざりすることがありますが、こんな感じにきれいだったら、いつまでも眺めていたい。ただし、名前は読み取れなかったけれど。

こんな感じで、全てが最高に美しくて楽しかったです。音楽も良かった。もう一回みてもいいくらいです。多分都内ではまだやっているところもあると思うので、興味のある方はぜひ。映画館で見たほうがいいと思います。

それでは帰ります。明日もよろしくお願いします。おやすみなさい。