喫茶と読書 ひとつぶ

20240216

意外とバタバタと忙しい1日でした。昨日の今日なので、そんなにお客様が来ないのではないか、という予測をしていたので、調理器具や食器などを、都度都度で洗っていて、振り返ってみると、だいぶ無駄な動きをしていたような気がします。今日はこれでもよかったのですが、本当に忙しい日にこれをやってしまうと、割と大変なことになります。食器はある程度溜めてから、調理器具は様子を見て、というのがベストです。すぐに洗わないといけないものももちろんありますけれど。

グレーバーも開いたり閉じたりを繰り返し、でも、そのために何度も同じところを読む羽目になり、ちょっと理解が進みました。読み始めて早1ヶ月。まだ半分にも至っていないな・・・。今年一年で全著作は無理だな・・・。といった感じです。他の本もちょいちょいつまみ読みしながら、ちょっとづつ進めていきましょう。

さて、今日から相田永美さんの展示が始まっています。TribalCacaoさんとのコラボレーションで、チョコレートのパッケージの原画展となります。私は彼女の絵に、今までモノクロのイメージを強く持っていたので、今回の絵を見た時には驚きました。そして、SIXで見た時には、それほど思わなかったですが、ひとつぶに飾っていただいたら、なんと結構巨大な絵でした。これだけの空間をきちんと埋めている永美さん、すごいなあと昨日永美さんたちがお帰りになった後、1人で絵を眺めながら思ったのでした。今日も早速絵を見に来られた方もいて、この数年、確かに積み上げてきたものがあるんだなとまた感心していました。だんだんスケールが大きくなる永美さん、いつかひとつぶではおさまらなくなってしまいそうですね。それも楽しみです。

今日一日、何度も絵の横を通り抜けて、その度に目の端に入る赤い色にドキドキしています。深くてすごくいい赤です。彼女は最初、ひとつぶには少し刺激的すぎるかもしれない、と言っていました。私もそうかもしれない、と思いましたが、1ヶ月くらいの展示だし、大丈夫だろう、なんて考えていました。そして昨日、永美さんがぼそっと「意外となじんでる・・・」と呟きました。そうなんです。不思議とそれほどの違和感もなく、でも存在感は発している感じです。面白いです。

さて、それでは帰ります。明日は結構仕込みがきついです。そのため、さっき、ちょっと仕込みしてました。本当は夜は仕込みなしにしたいんですけどね。明日が怖いので。また明日もよろしくお願いします。おやすみなさい。