喫茶と読書 ひとつぶ

20231113

終わりました!寒かった今週。明日はストーブを出しますね。でも、また暖かくなるみたいです。もう、どうしていいのかわからん!

今日お客様とお話ししていて、ちょっと思い出したこと。そう、新京成が、京成に合併されるとのことですね。言葉はこれで正しいのかな?今でも、100%子会社なので、そんなに変わることはなさそうですが、名前が変わるんじゃないかとか、言われていますよね。新新京成とかね。どういう名前でも良いですが、このなんとなく手のひらサイズのかわいい感じを守ってほしいですね。雨風にも強いですしね。

さて、昨日持ち帰った『息吹』ですが、結局数ページ読んだところで眠くなってしまい、読了とはなりませんでした。そうなるかなあとは思ったけど、予想通りです。そして、今朝は二度寝をしてしまい、慌てて家を出て、忘れてきてしまった!とても残念ですが、休み中に読み終えることとします。楽しみが伸びた、ともいうけれど。

代わりに今日は『はしっこに、馬といる』を読みました。これは前に読んだ『くらやみに、馬といる』の前の話です。河田さんと馬のカディとの関わりについて書かれたものです。読んでいて思ったのは、馬との関わりの話なんだけれど、人間でも同じじゃないかなあということでした。通常馬に対しては、飼う人間は馬よりも上位であるということを教え込むのだそうです。でも、河田さんはなんだかそういう関係には納得がいかなくて、自分のやり方で関わっていきます。人間でも、マウントを取る、というような関係性ってありますよね。AがBの上に立ったとして、Bが実力をつけてくると、今度はBはAの上に立とうとする。戦いの末、Bが上位に立つ。そしてAが実力をつけてくると・・・というふうにこういう関係は永遠に戦いが続いてしまうのだと言います。本当にその通り。どちらが上、というのではなく、お互いに認め合う関係でいたいですよね。認め合って、補い合う。河田さんとカディは時間をかけてそういう関係を築いているんだなと思いました。本当に素敵だと思います。河田さんの文章が、とても静かで優しくて、時間がゆっくり過ぎていくような気がします。

さて、明日と明後日はお休みです。明後日にブログ書きますね。今週はお出かけはあまりせずに、ゆっくり過ごそうと思います。とにかく本を読もう、です。それではおやすみなさい。今週もありがとうございました。