喫茶と読書 ひとつぶ

20230928

今日は暑かったですか?お昼くらいに外出しただけなので、よくわからないままでした。この夏最後の蒸し暑さ、ということなので、明日から少し楽になるでしょうか。そろそろ秋、きてほしい。

さて、昨日、やっと行ってこれました。テート美術館展。よかったよかった。ターナーは素晴らしかったです。私、何時間でも見ていられます。なんであんなに美しいのだろう。あの色はなんなんだろう。あの光はどこから差してくるのか。素晴らしかったです。私が思っていた絵ではなかったけれど、どれもものすごく美しかった、尊かったです。しかも写真も撮れたので、嬉しかったです。絵葉書も買ったけれど、自分の好きなところを撮れるのは嬉しいです。

実は昨日、もう行かれない、無理、と思ったのです。当初の予定では、朝一番で行く予定でした。10時前に到着して、チケットを買って見て、時間にもよるけれど、3時くらいには帰ってきて、仕込みをする。ひとつぶで朝ごはん食べていこう、と思って店に入り、Suicaのチャージしておこう、と思って携帯を探したら、なんとないのです。私はApple Watchも使っているので、携帯を鳴らす機能を使おうとしたら、押せない。つまり、ここにない、ということです。やってしまった。家に置いてきてしまった。今から帰っても、10時には着かない。ぎゃー、となりました。その時点で、心がポッキリ折れて、もうだめだ、縁がなかった、ターナー、いつかまた会おう、という気持ちになりました。

すぐに携帯を取りに行ってもいいけれど、どうせだったら、これから仕込みをどんどんしてしまおう、と気持ちを切り替えました。それから12時くらいまで、ガンガンやりました。この時点で、ちょっと行けるかも、行ってもいいかも、と思うのですが、宅急便が夕方に届くことを忘れていました。しかも自分でその時間を指定して。この時もまたぽきん。とりあえず昼ごはんを食べて、家に携帯を取りに行こう、宅急便がずらせるかやってみよう、と家に帰りました。そうしたら、無事宅急便の日付も変えられました。なんだか気分もよくなって、やっぱりターナー行こう!となったわけです。行ってよかった、本当によかった。

ターナーは本当に素晴らしくよかったのですが、その他にも楽しめて、バウハウス関連もあって、連日のジョセフ・アルバース、オフィーリアで有名なミレイの風景画もとても素敵、モネも流石に良き。ロスコもよかった。そしてリヒターが素晴らしかったです。リヒター展もよかったのですが、テートのこの1点だけというのも、迫力もあったし、すごく近くで見られるし、よかったなあ。ロスコもそうですが、リヒターも写真では全く伝わらない凄みがありますね。体力気力お化けという感じです。

その他現代美術の作品も全てよかったです。オラファー・エリアソンもきれいだった。帰りに下のショップでこの人の本を売っていて、それはとても面白そうでした。この人の展覧会を麻布でやるようなので、それは見に行こうと思いました。

この展覧会、今度の月曜日までで、本当にギリギリでした。行けてよかった。けれど、やっぱり終わりの週というだけあって、チケットも長い列(私はネットで買ったので並びませんでした)、グッズを買うのも長い列、もちろん中も混んでいました。もっと早く行けばよかった。グッズを買った後に、下のショップを見て、帰ろうかなと思ったのですが、どうしてももう一度ターナーを見たくて、再入場しました。美しかったです。

なぜ新美だけ火曜休みなんだろう。水曜日にしか見に行かれない、というのはなかなか厳しいですね。野田にある美術館も火曜休みで行けてないのです。

それでは今日は帰ります。また明日もよろしくお願いします。おやすみなさい!