喫茶と読書 ひとつぶ

20230304

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ひとつぶの前のパチンコ屋さんが閉店しました。2月の終わりの頃の夜に、なんだか暗いなと思ったら、パチンコ屋さんの明かりがありませんでした。珍しいな、今日はお休みなんだと思いました。そんなこと今までありませんでした。それから2、3日たって、あれ?今日も暗い?と思って入り口のところに行ってみたら、閉店の紙が貼ってありました。とてもびっくりしました。

ひとつぶを作っている頃、まだコロナの初期の頃です。パチンコ屋さんは確か営業を自粛しないといけないことになっていたと思うんですが、割といつまでも営業していて、大丈夫かなあなんて思っていました。

そしてひとつぶが開店して、お客様が全然来なかったりした時、大きな窓のところから、よく駅から出てくる人を見ていました。駅から出て左側に行く人が多くて、ひとつぶのある右側に来る人は少ないのです。それでも時々右側に人が降りてくると、こっちにくるかもしれないな、なんて思って見ていました。そのうちの4分の1くらいの人はすぐに曲がって、パチンコ屋さんに入って行きました。

パチンコ屋さんの前は、昔は大きな音がしていたと思うのですが、今はいろいろな規制があるんでしょうね。扉が閉まっていると全く音はしません。静かです。でも、扉が開くと、いろんな音がします。また、朝や夜の営業していない時間は、機械のメンテナンスなんでしょうか、人の声で繰り返し何か言っていたりします。

店員さん達は、落ち葉の季節になると、1日に何回も外を掃いていました。あのお店の前は、歩道が広いので、大変だっただろうと思います。そして、夜、私が帰る時間にも、まだ人が動いていて、特に何も思わなかったけれど、静かに暗くなってしまった今となっては、ちょっと懐かしい気がします。

さて、それでは帰ります。明日もどうぞよろしくお願いします。おやすみなさい。