喫茶と読書 ひとつぶ

20220917

今日は思いがけず早い時間にバタバタしてしまいました。お客様は落ち着かなかったかもしれません。すみませんでした。

夕方くらいから落ち着いて、私もお客様に刺激されて、じっくり本を読んでしまいました。昨日もそうだったのですが、お客様が真剣に何かされていると、自分も!と羨ましくなって、キッチンの用事を終えて読みかけの本を手に取ります。

昨日、今日はずっと読んでいる『世界は時間でできている』を。これかなり時間かかっています。読み終えたいんだけど、なかなか終わりません。実は、まず二章まで読んで、わからなくなってしまって序章に戻りました。もう一度読み進んでいって、六章の途中でまたすっかりわからなくなり、また序章に戻りました。さすがに二章までは3度目なので、早いスピードで再再読。そしてまた今六章の途中です。今度はだいぶ理解が進んでいるような気がします。

それでもわからないところに付箋を貼っているのですが、もうびらびらです。そして、書いてあることは文字を辿っているとわかった気になるのですが、それを現実に当てはめてみると、ぼやーんとしてしまうんですよね。また、ベルクソンの原典から引いている文章は、正直よくわからないのです。それを著者の平井靖史さんが上手に解説してくれていて、そこを読むとはああ、とは思うものの、なるほど!というところまではいかない感じです。哲学むずい。でもワクワクします。

でもそろそろ他の本も読みたいなあ、と思ったりします。またパワーズに戻りたい。というか、そもそも時間についての本を読みたいと思ったのは、パワーズの本を読んだからでした。でも、それはどちらかというと物理寄りの本を読むべきだったかも。ベルクソンは角度が違った気がします。いつか『物質と記憶』読みたいなとは思ったりします。フワッと読んでしまって、全く意味が取れなさそうですが。

何回かこの本も家に持って帰って読もうと思ったのですが、やっぱり家だとなかなか読めませんね。ひとつぶでお客様に刺激されて読むのが一番進むし、理解もできている気がします。

それでは今日はこれで帰ります。明日は雨なのかな?台風で大変なところもありますよね。被害が出ないことを祈ります。また明日。おやすみなさい。